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文化CULTURE

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.125

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.125

10月15日 博多駅前





20211011 曇りから晴れて曇り。
煮詰まった1日だった。
疲れている時に眺めて、気分が上がりも下りもしない景色が好きだ。
脇見やよそ見で見ているもの。
綺麗でも汚くもないもので、つまらないものでもない。
20211012 曇り。
太宰府へ行った帰りに古道具で丸壷を見つけてしまい購入。象と鳥に派手な色。
バラバラに割れたものを継いである。
緑の青色が綺麗。高さ19センチ。
20211013 曇り。
福津の現場中ずっと見えてた古墳。
誰も居ない中ひとりで古墳群を歩いてみた。不思議な緊張感がある。
20211014 快晴。
空の青が濃い。
光も風も強い。歩いていて幾らでも撮ってしまう。
仕事を終えて家の本棚を片付ける。
模様替えへの第一歩。
20211015 快晴。
明日から雨というには晴れ過ぎ。
力こもった日差し。
仕事が終わって待ち合わせの博多駅から平尾霊園。斜光の中、墓掃除。
現場-都会-墓場。
同じ太陽に照らされている。
同じ青空の下にある。

20211016 雨。
急に気温が下がる。
久しぶりに雨が降る。
八女へ。
知りたい事が増える。
20211017 晴れ。
冬の晴れ。突然の気温低下は厚着を楽しむ事に。山を抜け降りてスーパーに海苔を買いに行った。旨い醤油を手に入れたので佃煮を作る。
車を定期点検に持って行った後は、
@e_climber2 の写真展へ。
久しぶりに友達と話して代行で帰る。アルコールというか意識が歪む楽しさ堪能。








10月15日福岡市中央区平尾
平川 雄一朗
平川 雄一朗

平川 雄一朗 YUICHIRO HIRAKAWA

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1970年福岡生まれ。フリーランスフォトグラファー
出版社の契約カメラマンを経て、2003年独立。
様々な媒体から頼まれるままに日々撮影。
クロススタジオ所属。
フェアグランドシャッターズメンバー。
https://www.hirakaway.com