Bigmouth WEB MAGAZINE

文化CULTURE

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.130

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.130

11月19日福岡市西区愛宕





20211115 快晴。
週が回る事に慌しさが伝わる。
高知再び。少し季節が戻る感覚。浮遊間あって悪くない目に飛び込んでくる風景に月並みな言葉だけど癒される。
夜の市街地では、よさこいに湧く人達。前回は打ち上げ花火が上がってた。熱を感じる。

20211116 晴れ。
今日も太陽が眩しい。
古いお遍路道を歩く。
そして室戸岬のその先へ。
色んな人が生きている。


20211117 快晴。
今日も車に乗せられて現場へ。
行ってみたかった馬路村の北側にある魚梁瀬へ。ダムの上に突然現れる集落は幻のよう。元の集落は50年以上前にダムに沈んでいる。柚子で有名になる前は林業が盛んで、川で杉を海に流したという。その場合、流れ着く浜では製塩が行われている筈だが、やはり沿岸の田野の町では今も製塩が盛んらしい。隣町には貯木場もある。
100年どころではない昔の産業が今も続いている。高知は移動しながらその痕跡を見るのが楽しい。
帰りの便が欠航となり、陸路で福岡へ戻っている。
なかなか遠い。

20211118 快晴。
朝から博多駅付近。30分程で終了。
家の中に日差しが入って暖かい。
ゆっくり過ごして晩御飯を作った。
今からまた現場。
概ね平和。
20211119 快晴。
朝から愛宕神社へ。
山上の本殿から雅楽の演奏が聞こえてくる。録音された音だけど、つられて登って参拝してみた。
20211120 快晴。
仕事は夕方から明日は休み。
休日気分で南下する。
福岡市美術館で松永コレクション
から@newgraphy_artbook
買った本に導かれて大牟田。
全然違う本買って三池港。
北上して久留米の松竹本店。
トリモツ鍋は甘い。
宿の萃香園はロビーのショウケースが秀逸。

20211121 晴れ後雨。
貰った地域クーポンで久留米土産買って浮羽に移動。
今日も良い本見つけた。
吉井町で夜まで遊ぶ。








11月16日高知県四国南国市
平川 雄一朗
平川 雄一朗

平川 雄一朗 YUICHIRO HIRAKAWA

facebook instagram

1970年福岡生まれ。フリーランスフォトグラファー
出版社の契約カメラマンを経て、2003年独立。
様々な媒体から頼まれるままに日々撮影。
クロススタジオ所属。
フェアグランドシャッターズメンバー。
https://www.hirakaway.com