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文化CULTURE

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.134

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.134

12月22日福岡市東区香椎浜





20211220 少し晴れたり曇ったり。
北九州の帰りに例の古本屋に立ち寄る。
生まれる前の本や雑誌を物色。
今回も素晴らしい掘り出し物があった。
在庫が多すぎてコミック棚まで辿り着いてないが、貸本マンガ屋もしてる!
ざっと見たところ、ほとんどがブックオフなぞには並ばないラインナップ。
文化遺産だー。
20211221 晴れ。
シャトレーゼに行ってケーキを買う用事が出来たのでショーケースの中をじっくり吟味してイチゴショートを選ぶ。
昼下がりの店内におじさんが独りしゃがんでケーキを睨んでる事が、少し店員をビビらせたらしい。
用が済んだケーキを食べたが、シャトレーゼの味だった。
20211222 快晴。
ようやくスッキリ晴れた。
晩飯を食べた後に、とても眠くなる。
最近よくある。
寒い日に野外の現場だったりすると、
とても眠い。10分ほど寝るとなおる。
20211223 快晴。
時間がたつのが遅い。
先日、仕事先で教えてもらった国東のミカンを取り寄せて食べている。
何個食べても一口目の味に、脳が痺れる。
いつか取材したい。
我家のリビングは、冬だけ奥まで日差しが届き、床の反射光が天井を照らす。
じっと座って居たいが、午後から仕事。
夜は仕事仲間の事務所にて納会。
20211224 晴れのち雨。
クリスマスイブ。
半月程目止めで格闘した茶瓶が仕上がる
漏れ無し。
恒例の忘年会が今年は街中。
久しぶりにクリスマスイブの西通り交差点を見る。
20211225 晴れ。
冷え込んできた。
年内最後の仕事は、夫婦で太宰府天満宮へ。混んでいた。
参道に新しい店が沢山できている。
心字池の脇にある茶店で梅ヶ枝餅を食べる。
この店の座敷は太鼓橋を眺める事が出来るし、お茶もタダだし、なにより暖房が効いてて暖かい。
店内の若い客が皆、梅ヶ枝餅を箸で食べていて、ふたりで驚く。
20211226 雪。
まずは遅起き。
冷えた屋外に出る気になれず。
ようやく午後に出るも、写真など撮る気も起きず。何故なら俺は今日から休みだ!と近所のリサイクルショップでガラクタを物色。帰ったら妻の仕事が終わっていたので、鍋を食べて牛乳を買いに行った。







12月24日福岡市中央区薬院
平川 雄一朗
平川 雄一朗

平川 雄一朗 YUICHIRO HIRAKAWA

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1970年福岡生まれ。フリーランスフォトグラファー
出版社の契約カメラマンを経て、2003年独立。
様々な媒体から頼まれるままに日々撮影。
クロススタジオ所属。
フェアグランドシャッターズメンバー。
https://www.hirakaway.com