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ネトフリ三昧 Vol.11韓国映画『スペース・スウィーパーズ』世界1位!!

ネトフリ三昧 Vol.11韓国映画『スペース・スウィーパーズ』世界1位!!

ちょうど1年前ポン・ジュノ監督の『パラサイト』がアカデミー賞作品賞、監督賞を獲るという快挙が起きた。

昨年の韓国産エンタメは音楽ではBTSの成功に続き映画でもアメリカを制した形となった。

Netflixでは愛の不時着や梨泰院クラスといったドラマが日本でもヒット。

韓流ドラマはあまり観ないが映画は観てしまう。

週に1本は最低でも映画を観るような生活は20代から続けているが、アジア映画、特に韓国作品を好んで観るようになったのは10年ほど前。

当時の日本映画には無いリアルさや臭いや温度感が気に入った。

『パラサイト』が高い評価を得たのは以前も書いたが世界中にある格差をうまく表現した事だろう。

『万引き家族』もそうであった。

パラサイトや万引き家族のような作品なら世界に通用する。

ストーリー重視の良作なら今までの日本映画やアジア映画でもそうであった。

『スパイの妻』もそうだ。

んが、、、、

今作『スペース・スウィパーズ』は宇宙SFエンタメ大作だ。

VFXも見事!しかも韓国産!

先週2月5日にNetflixで世界公開されると日本以外25カ国で1位をとり、世界1位になった。


ストーリーは『カウボーイビバップ』や『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の世界観

韓国人俳優以外はなんだかなぁな感じ(これは日本映画でも有る)

なんだけど、これを韓国が作ったのか、、にはやられる。。

アジア映画では中々ハリウッドのようには作れないと思われた宇宙SFエンタメっすよ。。

エンタメを世界に売るを実証している韓国がまたやった!

と思える。

単純に週末に観るポップコーンムービーとしては上出来なのだ。

これは中々作れない。

まいったなぁ、、

日本は音楽も映画も日本のマーケット中心で、それはそれで海外から特殊な文化として評価はされている。

が、、、、

現在の韓国のエンタメに関わる人々や若い世代のモチベには到底かなわないだろうなぁ、、

世界1位を獲れる作品が日本からでるかなぁ、、

日本だけは劇場公開優先だから無理かなぁ、、

というのがまいったなぁ、、なのである。


登場人物の一人が福岡吉本の高田課長にクリソツなのも見て欲しいw


栗田 善太郎
栗田 善太郎

栗田 善太郎 ZENTARO KURITA

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1971年福岡市生まれ。大学時代からラジオ制作に携わる。
2015年 cross fm特別番組『HAPPY HOUSE 〜 The Family's Starting Point〜』で民間放送連盟賞 第11回日本放送文化大賞グランプリ受賞
2018年 CROSS FM特別番組『Let the Good Times Roll!!』が平成30年日本民間放送連盟賞 ラジオエンターテインメント番組部門で、最優秀賞を獲得。
現在はCROSS FM URBAN DUSK、CROSS FM MUSIC AMP、NHK TV 六本松サテライトを担当。
BIGMOUTH WEB MAGAZINE編集長
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