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文化CULTURE

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.102

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.102

5月8日福岡市中央区今泉





20210503 晴れ。
晴れたので仕事。
朝から三瀬方面へ。
思った通りの交通量で観光スポットは軒並み混雑。
脇道に入ると空いていた。
良い場所発見。
20210504 晴れのち雨が降るそう。
早朝出発して杖立へ。
動ける晴れ間が今日しか無い。
早めに終わらせて空いた高速で帰宅。
阿蘇方面は混雑。ツーリングのバイクが目立つ。午後は自宅で昼寝。
風が冷たくなって雨が降りそう。
20210505 雨から晴れた。
休み。
朝から雨なので家でダラダラ。
遅い午後から近所に買物だけ行った。
長住の住宅地は薔薇の見事なお宅が多い。
20210506 快晴。
朝から長崎へ。
大好き大村湾は今日も凪いでた。
仕事の途中で日記用のカメラモニターが壊れる。
写るが確認出来ないカメラ。
ノーファインダー撮影状態。
これはこれで楽しみ。
20210507 明るい曇りから晴。
今日の現場は九大病院キャンパスの薬学部本館だった。
新型コロナウィルス治療薬について最前線の話などなど。
日記カメラはレンズ付の黒い箱となって、首から下がってる。
普段通りに、撮りたいモノが現れると、構えてシャッターを切る。
指先に小さく振動が伝わり、撮れたらしい事は分かるが、確認は出来ない。
帰ってパソコンでカードの中を見るまでは。
不便に思うが、何に対して不便なんだろ? と、今日の気づき。
20210508 明るい曇り。晴?
姪浜、今泉、大名。
現場での滞在時間がどんどん短くなって、待ち時間が増える。
空いた時間は、家に帰ったり、独りで歩いたり。
今日も"見れないカメラ"を首から下げている。
視界と同じ様に撮ろうと、目の前にカメラを構えると、当たり前だがカメラで何も見えなくなる。そしてカメラでも、何も見えない。
二重に見えない。撮りたいモノが見えない。
コレは何をしてるんだろか?








5月8日福岡市中央区今泉
平川 雄一朗
平川 雄一朗

平川 雄一朗 YUICHIRO HIRAKAWA

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1970年福岡生まれ。フリーランスフォトグラファー
出版社の契約カメラマンを経て、2003年独立。
様々な媒体から頼まれるままに日々撮影。
クロススタジオ所属。
フェアグランドシャッターズメンバー。
https://www.hirakaway.com