2年振りのオリジナルアルバム『バイエル』をリリースしたドレスコーズ。コロナ禍をリアルに表現し、サブスクだから出来るリリース形態も話題の今作について志磨遼平に聞く。
6月16日におよそ2年振りのオリジナルアルバム『バイエル』をリリースしたドレスコーズ。
前作『ジャズ』で2010年代の終りを作品にした志磨遼平はその時既に『バイエル』という言葉はイメージしていたという。
4月7日に『バイエル(Ⅰ.)』というピアノインストバージョンをリリースし、2週間後にはボーカルの乗った『バイエル(Ⅱ.)』がリリースされるというサブスクだからできる成長するアルバムを体現した。
人生初のピアノへのチャレンジと全曲ピアノで作曲されたという今作は、昨年メジャーデビュー10年を迎えベスト盤をリリースしたコロナ禍に制作をスタート。
コロナ禍をここまで表現したアルバムという音楽作品はまだ無いと思う。
まさに”まなびと成長”をテーマに、揺れる世界の姿と対峙し、未来を思索する全12曲。
いまだ戸惑っているのは経験に邪魔された大人たちなのだ、と気付かされるだろう。
1971年福岡市生まれ。大学時代からラジオ制作に携わる。
2015年 cross fm特別番組『HAPPY HOUSE 〜 The Family's Starting Point〜』で民間放送連盟賞 第11回日本放送文化大賞グランプリ受賞
2018年 CROSS FM特別番組『Let the Good Times Roll!!』が平成30年日本民間放送連盟賞 ラジオエンターテインメント番組部門で、最優秀賞を獲得。
現在はCROSS FM URBAN DUSK、CROSS FM MUSIC AMP、NHK TV 六本松サテライトを担当。
BIGMOUTH WEB MAGAZINE編集長
SpotifyのPLAYLIST→ http://urx3.nu/Rl6I