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9/23公開の 『オアシス:ネブワース1996』 より、「リヴ・フォーエヴァー」のライヴ映像が公開!
©2021 Oasis Knebworth 1996
オアシスのキャリア絶頂期に行われ、時代を定義/象徴する伝説のコンサートとなった1996年8月の英ネブワース公演からちょうど25年目の今年、ギャラガー兄弟が製作総指揮を務めたライヴ・ドキュメンタリー映画 『オアシス:ネブワース1996』 が完成し、日本でも全世界同時となる9/23(木・祝)より、全国112館での劇場公開が決定している。本日、その 『オアシス:ネブワース1996』 より、「リヴ・フォーエヴァー」のライヴ映像が先行公開された。また、「リヴ・フォーエヴァー」 (Live at Knebworth, 10th August 1996) の音源も、本日より配信開始となる。
公開された 「リヴ・フォーエヴァー」 のライヴ映像ではノエル・ギャラガーがナレーションで同曲を振り返り、
「リヴ・フォーエヴァー」 を書き終えた時ーーロックスターになる野望が爆発した。インディーズバンドだった俺たちを 「リヴ・フォーエヴァー」が世界一のバンドに押し上げたんだ。あの曲ができた時、これはインディーズなんかじゃなくて、とんでもなく最高な曲だって確信した。歌詞もメロディーもシャウトも何もかも完璧で、俺にとって特別な曲だ。 “自分たちには価値がある”、そう思えるようになった。
と語っている。
「リヴ・フォーエヴァー」 は、デビュー・アルバム『オアシス (原題: Definitely Maybe) 』(1994年)からの第3弾シングルで、作詞・作曲はノエル・ギャラガー。オアシスにとって記念すべき最初の全英トップ10シングルとなった曲で、ノエル・ギャラガーは、当時のニルヴァーナを代表とするグランジ・シーンの “悲観的でネガティブな性格” へのレスポンスとしての思いを込めて、
「死ぬほど才能があるあのクソ野郎(カート・コバーン)が、俺がほしかったもんを全部持ってやがったんだよ。金持ちで有名で、あの頃トップに立ってたロックバンドで音楽やってて。しかも自分のことが嫌いだとか、死にたいとかいう曲を書いてんだぜ!俺としては、俺は自分のことをファッキン愛してるし、永遠に生きてやる(Live forever)って思ってたね」
とかつてコメントしている。
またこの曲は、英<ラジオX>が毎年行っている “イギリス史上最高の楽曲” を決めるリスナー投票で、2018年に続いて今年2021年に、2度目の1位を獲得している(2019年と2020年はクイーンが1975年に発表した「ボヘミアン・ラプソディ」 が1位となっていた)。
Roberta Parkin/Redferns
Jill Furmanovsky
<『オアシス:ネブワース1996』 について>
90年代最大のライヴを可能にした、オアシスとファンの特別な絆を描いた物語。バンドが最高潮の輝きを放った、二度と戻って来ない伝説的な瞬間を、リアルタイムのファンはもう一度、若い音楽ファンは初めて追体験できる超貴重な長編ドキュメンタリーで、当時現場にいた人以外に誰も見ることが出来なかった伝説の野外ライヴの全貌が、25年目にして初めて明らかになる。「音楽とリアルタイムなロックンロール体験によって突き動かされる物語。カメラに向かって行われたインタビューや、不要なセレブの思い出話は一切ない」と本作監督が語る通り、<時空を超えたライヴ・ビューイング体験>を可能にする稀有な作品となっている。世界各地で主要ライヴ・イベントが開催されなくなっておよそ2年。「ライヴ」を楽しむための過程の全てを丁寧に描写し、素晴らしいライヴによってのみもたらされる高揚感と一体感を新旧の音楽ファンに思い出させる本作は、オアシス絶頂期の記録であると同時に、彼らに自分の姿を重ね合わせ、“人生どんなことだって可能だ” と感じた 「90年代UKの若者たちの青春」 もが鮮烈に描かれている。監督はオアシス、R.E.M.、U2、ザ・ローリング・ストーンズなどのMV他多数を手掛け、グラミー受賞経験もあるジェイク・スコット。
<オアシスのネブワース公演について>
1996年8月10日と11日のオアシス・ネブワース公演は、2日間で25万人超を動員し、当時の野外コンサートの動員記録を更新したオアシス史上最大規模の野外ライヴ。チケット発売日の1996年5月11日、地元のレコード店やチケット売場には徹夜で並ぶ長い列ができ、予約電話には世界中のファンからの電話が殺到。イギリス全人口の2%におよぶ約250万人がこのライヴのチケットを申し込んだとされ、全チケットが24時間以内に完売した。2ndアルバム 『モーニング・グローリー』 (1995年10月発表)と、3rd アルバム『ビィ・ヒア・ナウ』 (1997年8月発表)のリリースの合間という、オアシスのキャリア絶頂期に開催されたネブワース公演はセットリストの全曲が問答無用の超有名曲・大ヒット曲であることに加え、 「“歌い手リアム・ギャラガー” のピーク」 とのノエルの言葉通りリアムのヴォーカルも乗りに乗っており、間違いなくバンド・キャリア最高のライヴである。
【関連動画】
▶「リヴ・フォーエヴァー」ライヴ・パフォーマンス映像(『オアシス:ネブワース1996』 より)
▶『オアシス:ネブワース1996』 日本版トレーラー(予告編映像) ロング・ヴァージョン
【劇場公開作品情報】
『オアシス:ネブワース1996』
2021年9月23日(木・祝)より、新宿ピカデリーほか全国112館にて公開 ※上映日・上映期間は劇場によって異なります
配給:カルチャヴィル
出演: オアシス
監督: ジェイク・スコット
製作年: 2021
製作会社: ブラック・ドッグ・フィルムズ
プロデューサー: ガーフィールド・ケンプトン
製作総指揮: リアム・ギャラガー、ノエル・ギャラガー、アレック・マッキンレイ
ジャンル: 音楽ドキュメンタリー
製作国: イギリス
サウンド: 5.1ch
本編尺: 111 mins
日本語字幕監修:粉川しの
日本公開HP: www.culture-ville.jp/oasisknebworth1996
(公開館一覧:https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=oasis1996 )
【パッケージ・リリース情報】
キャリア絶頂期の伝説のライヴが、遂に完全版として公式初リリース!!
『ネブワース1996』 (国内盤4形態)
2021年11月19日(金)発売
今すぐ予約する https://SonyMusicJapan.lnk.to/OasisKnebworth1996
①2CD <スタンダード・エディション> 税込¥3,300
ライヴ音源CD2枚組 【Blu-Spec CD2仕様】
②2CD + Blu-ray <デラックス・エディション> 24Pハードカヴァー・ブック仕様 税込¥6,000
ライヴ音源CD2枚組 【Blu-Spec CD2仕様】+劇場版 『オアシス:ネブワース1996』 【ブルーレイ】
③3DVD 税込¥7,500
DISC1:劇場版 『オアシス:ネブワース1996』+DISC2:1996ネブワース公演初日フルライヴ+DISC3:1996ネブワース公演2日目フルライヴ
④Blu-ray(全部入り1DISC)税込¥8,000
劇場版 『オアシス:ネブワース1996』 +1996ネブワース公演初日フルライヴ+1996ネブワース公演2日目フルライヴ
国内盤全形態に歌詞・対訳・解説付(映像は日本語字幕付)
※以下輸入盤のみの2形態
⑤アナログ盤LP3枚組 (ソニー・ミュージックジャパン初回出荷分は日本語帯付き。並行輸入盤には日本語帯は付きません。)
⑥2CD+DVD
ライヴ音源CD2枚組+劇場版 『オアシス:ネブワース1996』 【DVD】
【配信情報】
「リヴ・フォーエヴァー」 (Live at Knebworth, 10th August 1996)
■iTunes: https://itunes.apple.com/jp/album/id1581539633?at=10lpgB&ct=4547366528022_al&app=itunes
■Apple Music: https://music.apple.com/jp/album/knebworth-1996-live/1581539633?l=ja&ls=1
■Spotify: http://open.spotify.com/album/3JA1NekcZbsZt4dHzEu7LL
*配信サービスによっては配信時間が遅れる可能性がございます。
【オアシスのヒット曲、代表曲を今すぐ聴く】
https://SonyMusicJapan.lnk.to/OASIS_PlayList
【形態①収録内容】
<DISC1 CD>
01. コロンビア
02. アクイース
03. スーパーソニック
04. ハロー
05. サム・マイト・セイ
06. ロール・ウィズ・イット
07. スライド・アウェイ
08. モーニング・グローリー
09. ラウンド・アー・ウェイ
10. シガレッツ・アンド・アルコール
<DISC2 CD>
01. ホワットエヴァー
02. キャスト・ノー・シャドウ
03. ワンダーウォール
04. ザ・マスタープラン
05. ドント・ルック・バック・イン・アンガー
06. マイ・ビッグ・マウス
07. イッツ・ゲッティン・ベター(マン!!)
08. リヴ・フォーエヴァー
09. シャンペン・スーパーノヴァ
10. アイ・アム・ザ・ウォルラス
Paul Slattery
【オアシス ミニバイオグラフィー】
1994年にマンチェスターから突然変異的に現れた、ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟擁するUK音楽史上最強のロックンロール・バンド。 兄(ノエル)が書き下ろす反則なまでにキャッチーな曲を、弟(リアム)が力強くふてぶてしい声で歌うという基本方程式のもと、直感的なロックンロールの過剰さや奔放さを湛えた楽曲群は、バンド解散後の今もなお、圧倒的な熱量で “永遠に生き続ける(Live Forever)伝説” として燦然と輝き続けている。1994年のデビューから2008年までの14年に亘るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,500万枚以上のトータル・セールスを記録。「All Around The World」、「Don’t Look Back In Anger」 を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきた。1995年10月にシングル・リリースされた 「Wonderwall」 は、リリース25周年を迎えた昨2020年10月に、1990年代にリリースされた曲の中でSpotifyにて10億回再生を初めて突破した楽曲となっている。また、1996年2月にシングル・リリースされ、<オアシス最強アンセム>としても愛され続ける 「Don't Look Back In Anger」 は、今年でシングル・リリース25周年を迎えた。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件や、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。今年2021年に結成30周年を迎える。
【関連サイト/SNSアカウント】
<日本公式サイト>
https://www.sonymusic.co.jp/artist/Oasis/
https://twitter.com/Oasis19931997
<海外公式サイト>
・Official Facebook Page: https://www.facebook.com/OasisOfficial
・Official Twitter Account: https://twitter.com/oasis
・Official Instagram Account: https://www.instagram.com/oasis/
・Official YouTube Page: https://www.youtube.com/oasis
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