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ナカムライダーのFUJI ROCK2025日記 後編
みなさんこんにちは。
先にUPされた『ナカムライダーのFUJI ROCK2025日記 前編』いかがでしたか?
まだ読んでないって方は、是非そちらも読んでみてくださいね。
https://bigmouth.co.jp/music/1492.html
さて、こちら後編は2日目3日目をレポートしますが、2日目は朝からひとつ困りごとが起きました。
↑上の写真ではご機嫌のデビルマンですが、この水色の衣装、何着か持って来てるみたいなんですが、そのうちの一着を昨晩洗濯して干してたら、風で落ちて下の階の部屋の手すりに引っかかっちゃったそうなんです。
僕らは4階、引っ掛かってるのはひとつ下の3階。
この写真、4階から下を撮ってるんですけどわかりますかね?
3階のその部屋の人たちがもう会場に向かっちゃったら留守になっちゃうから、早いとこ取りに行ったがいいのでは?
ということで急いで3階へ。
まったく知らない人の部屋を訪れるので、昨日GETしたいいちこキャップをかぶっていい人ぶってます。
親切な方だったようで、引っ掛かった洗濯物を回収してくれて快く受け渡してくれました。
ありがとうございます!
もう洗濯物落とすんじゃないよ。
さて回収も済んだので、朝ごはんです。
朝から色々やってて遅くなったので、今日はもう豚汁が品切れだそうです。残念。
代わりに塩きゅうりとゆで卵をつけました。
おにぎりの具はまたも鮭です。
ご飯食べて、朝風呂に入って、部屋に戻ったらカトウとうおちゃんが、配信でカトパコ見てました。
うーわカトパコもう始まってるやんと思ったのも束の間、カトウが画面見ながらしみじみと「やっぱ最高っすねぇ~」とか言うんで、カトパコ好きなんだ?じゃあ現地で見たらよかったのにとか思ったら、ちゃんと屋根のある場所の畳の上で冷たいビール飲みながら配信見れるとか最高っすね、という意味合いだった模様。
そうかキャンプだと直射日光で暑いし、テントも蒸し風呂だろうし、地面も坂になってたり濡れてたりするし、冷えたビール手に入れるためにずいぶん歩いて買いに行かなくちゃだし、Wi-Fiなんか飛んでないし、そりゃ宿は最高かと。
長かったキャンプ生活お疲れさま。
でもこれに慣れちゃうと、もう現地行きたくなくなっちゃうんで気をつけろ!
宿での配信にうしろ髪をひかれながら、やってきました2日目。
昨日よりなんか全然暑い気がする。ひぃぃぃ。。
オアシスとグリーンの間の川もこんな感じで大勢の人が涼んでます。
やっとこヘブンまでやって来てTHE PANTURAS!
異国のサーフロックって感じで自然と笑顔になれます。
あ~楽しい!これだ!こういうサウンドを欲していた!
YIN YINとかクルアンビンがセンスを捨て、すごい元気になった感じのサウンド。
楽しいぃぃ~、踊っちゃうぅ~
THE PANTURAS終わって林で横になって休んでたら、あんなに天気良かったのに急にどんよりしてきて、速攻の滝雨。。
すぐ止むかと思ったら、意外と止まない。
レインウエア着るの遅れて下着までずぶ濡れ、ん~どうしよう。。困った。
今日はまだまだGINGER ROOT → 山下達郎 → Vulfpeckと楽しみたいライブだたくさんあると言うのに。。
夜には止む予報だから、よし、今のうちに一旦宿まで帰って着替えよう!
着替えてストレスなく今日を最後まで楽しもう。
帰ってる途中、グリーンでSTUTS。
まだまだ雨降ってます。
STUTSについて詳しくは知りませんが、上から読んでも下から読んでもSTUTSなのでTESTSETぽいなというのと、SUPER EIGHTの「EIGHT-JAM」って番組に出てたのを見て、真面目そうな人だなと好感を持ってました。
ステージMCも落ち着いたトーンで丁寧に話してて、Vaundyとは違うなと感じました。笑
さっきはあんなに人がいた川が、閑散としている。
でもよく考えたら増水したりして危ないよね、気をつけてー。
ちなみにこの後閉鎖されてました。
宿へとトボトボ帰ってる途中、道沿いにラーメン店発見。
ずぶ濡れで寒いし今日はおにぎり以降何も食べてないし、一緒に戻ってるなべちゃんもお腹減ったそうだし、よし食っとくか!
モニターに映ったリアム・ギャラガーも食べていけと言ってます。
生姜醤油ラーメンだそうです。
宿メンバー唯一の新潟出身キネに訊いたら、新潟長岡方面のご当地ラーメンだそうでして、たしかに生姜の香りがふわ~っと広がってなかなか美味しいです。
ふぅ~あったまるぅ~。
スープもぐびぐび飲んじゃいました。
宿に着いたら、カトウとうおちゃんが配信でSKA FLAMES見てました。
出る時まだ二人いたんで、もしかしてあの後ずっと宿で配信見てたのでは?と思いましたが、同じように雨にヤラれてついさっき帰って来たそうです。
部屋メンバー6人のうち4人が戻ってきて配信見てる状況です。
さて濡れた服を着替えて、シャワーも浴びて、冷えたビールも1本飲んで、少し横になって、よしまた会場戻るか。
あぁ~ん、のんびりしてたらGINGER ROOTはじまっちゃった。
これはいかん、レッドで見るつもりだったのに。
でも今から会場戻ってもGINGER ROOTには間に合わない。
かと言って最後までこの配信見てたら、山下達郎に間に合わない。
ん~、よし戻るか。
気合いを入れ直して、いざ会場へ。
たつろーーーーー!!!
雨あがったーーーーー!!!
まるで演出みたいにキレイな夕焼け。
そして山下達郎のあの声。
いやはやマジで何ですかこの最高至福な状況。
雨にヤラれた後ってことも相まって、近年稀に見るフジロックカタルシスの到来ですよ。
初めて生で拝見したんですけど、あんな普通にギター弾くんですね。
たまにテロ~ンって鳴らす程度かと思ってたら、チャカチャカすごい弾く。
竹内まりや出て来たー。
え?若っ!え?何歳?調べてみたら70歳ってやん!!!
いやいやあの歩き方、立ち姿、顔、声、どこが70やねん!!!
驚きすぎてあんまり歌聴いてなかったら、さっそく1曲歌い終わって帰っていったー。
と思ったら、コーラス隊の一員になってたー。
いやはや贅沢な時間でした。
そして!ついに!!Vulfpeck!!!
今日一番、いや今回のフジで一番見たかった、というか体感したかったLIVE。
いやオマエが唄うんかい!オマエが弾くんかい!の連発で、個々人の演奏スキルの高さ歌の上手さ異様ですホント。
こんな何でも高レベルでやれるんですね、人って。
あと、ヘッドライナーでたまにおるけどモニターの映像にアート入れてくるような余計なステージ演出なんかが一切なくって、あれもいい。
これぞ音楽のLIVEって感じ。
現地にいると配信見れませんので、細かいところがよく分かってなかったりしますので、家に帰ってきてYouTubeにアップされてる配信動画(きっと違法アップロード)を繰り返し何回も見て、改めて感激しちゃいました。
いやはやヤバすぎますね、演奏うまー。
ホント見れて良かった。
さてVulfpeckの興奮冷めやらず、一旦休憩してお酒飲んだりしてたら、苗場食堂の方からチャカチャカ小気味良いギターのカッティングが聴こえてくる。
なになに?と行ってみるとtoconoma。
以前どこかのサーキットイベントか何かで見たことあると思うけど、なんかちゃんと聴いたらすごいカッコいいしオシャです。
達郎 → Vulfpeck → toconomaと今日はカッティングギター祭りでした。
今日は途中で一回宿に帰ってるんで、いつもより多めに歩いてるしもうヘトヘト。
帰りにパレスエリアでSAKURA CIRCUS見てハラハラしました。
でもこういうのって、肉眼で見たあのドキドキ感が写真じゃまったく伝わらんのよねぇ。。
ロープ1本の上で色々やって、椅子に座ったりしてるのになぁ。
宿に帰ってきたら、高田馬場の魔女の宅急便ことさやかちゃんとうおちゃんが、まるで修学旅行生の男女ふたりが夜中こっそり抜け出して階段の踊り場で喋ってるみたいな場面に遭遇しました。
つかさやかちゃん、もうほぼ寝てますね。
おやすみー。
最終日、グリーンに着いた途端「ぼぉ~く~らはぁ~ きっとぅ~まぁってるぅ~♬」と聴こえて来ました森山直太朗。
真っ先にさくら(独唱)が聴けるなんて感激です。
でもほんとは僕ら、ホワイトのMONO NO AWAREに急いでたんです。
でもいつものように宿出るの遅くなって、それでグリーンで森山直太朗がスタートする時間になっちゃって、そしたら歌メチャクチャ上手いじゃないですか、そりゃ聴いちゃいますよね。
さらば、MONO NO AWARE。
ところ天国まで移動してナオユキさん。
まさかフジロックでも拝めるとは思ってませんでしたよ。
相変わらずのシニカルアイロニックな笑いで、お父さんに連れられて見にきてた小学生ぐらいの女の子には一切響いてませんでした。
ずいぶんと二日酔いらしく、いつもより声小さめでした。笑
さてホワイトの手前から右に曲がってボードウォークでフィールド・オブ・ヘブンへ。
ここ通るとなんか涼しくって気分がいい。
以前はなんか最近亡くなったアーティストのお墓?追悼碑?みたいなのあったんだけど、見当たらなかった。
どこかあったのかなぁ?
ヘブンまで行って吾妻光良 & The Swinging Boppers。
初めて拝見しましたけど、いやはや最高じゃないですか!
他の出演者たちに比べて明らかに異質、明らかに年上、そして明らかにおしゃべり上手!
150から300!!!ってなんで周りのみんな歌えるの?笑
そんなに人気の皆さんだったのか、失礼しました。
めっちゃ暑い中すごいテンポの速い曲とかあって、ドラムのあのおじちゃんというかおじいちゃん、倒れちゃうんじゃないかとヒヤヒヤした。
オアシスまで戻ってトウモロコシむしゃむしゃ。
いい感じの焼き目、味付け、さすがプリンスホテル。
毎年一本は食べてますけど、今年のはなんかいつもより柔らかいような気がする。
前夜祭の時にも食べたけど、ウィリアムスのハンバーガーをもう1個。
美味しいけど、前夜祭の時ほどの感動がない。
一度食べてもう美味いって分かってるから驚きがないのか、それとも何かが違うのか。
よく分からんけど、来年も出店してればまた食べよう。
そしてグリーンでCreepy Nuts。
分かってましたけど、すごい人気。
Bling-Bang-Bang-Bornの大合唱すごかったけど、誰もあのダンスせんやん。
みんなで一斉にやるのかな?と思ってたのに。
つかDJ松永ってほんとすごいんすね、なんかワケわかんない動きでスクラッチしてました。
レッドに行ってENGLISH TEACHER。
英語の先生のバンドなのかな?
曲はなんか暗めのシューゲイザー風の、でも轟音って感じじゃなくて聴きやすい感じの、UKのバンドって感じ。
結構好みだった。
オアシスにはラジオブースがあってこの時はクリス・ペプラー氏がMCだけど、隣にいるのってもしかしてHIVESでは?
人がいっぱいでなんかよく見えなかったけど、撮った写真見てみると黒いスーツ着てるな。
これHIVESだろ!?違う?
僕HIVES大好きでアルバムもたぶん全部持ってるけど、今のHIVESの見た目知らんなぁ。
こんなダンディ俳優みたいな感じなのかな?
いったい誰だったんだ。
グリーンでLITTLE SIMZ。
全然知らないアーティストだけど、ラッパーだな?なんかノリよくて楽しいぞ。
サッカー日本代表のユニ着てるし、親日家ってことですかね。
たまにモニターに映し出されるベースの女性がめちゃくちゃカッコいいし、ベース上手い。
そうこうしてたらもう始まってました、苗場音楽突撃隊。
安定の百々くん登場で一気にヒートアップ。
百々くんだから盛り上がるのか、ルースターズの曲だから盛り上がるのか、いずれにせよめちゃくちゃみんな楽しそうです。
みんな大声で「やりたいだけ!!!」って叫んでます。。
花田さんとヤマジさんのツインギターとか、よく考えたらこんな小さなステージで贅沢すぎるだろ。笑
トイレ行く時にさっきのラジオブース通ったら、今度は亀田誠治さんとOvallの皆さんが音楽プロデューサートーク?みたいなのやってました。
聴こえて来たタイミングでは、渡辺美里のMy Revolutionを聴きながらアレンジの妙を語り合ってる感じ。
もうちょい聴いてたかったけど、オシッコ漏れそうなんで離脱。
苗場食堂に戻って百々和宏と69ers。
こないだ福岡のUTEROで見た時も感じたけど、演奏はもちろん最高だけどお喋りがナイス。
百々くんのトーク力+有江さんの相槌スキル。
アドリブであんな上手いコメント返せるベーシストなかなかいないでしょ。笑
トークもジャムセッションの一種みたいなものなんでしょう。
いやぁ~面白い。
ザ・ハーーーーーイヴス!!!!!
はい最高、大好き!
夜になって涼しくなってきたレッドマーキー内の温度が、少し上がりました。。
10年ぐらい前にもフジで見た気がするな~と思って調べてみたら、なんと2006年。。
え?19年も前?そんな昔?
よし、考えないようにしよう。
さっきのラジオブースにいたあのダンディ俳優が、Vo.のハウリン・ペレかと言われたら、結局ちょっと分かんない。
さてとHIVESを少し早めに離脱して、ヘブンのGALACTICに向かおうとレッドマーキーの正面から出て振り向いたら、お!この場所レッドの中までめっちゃ見えますやん!
つか入口の横断幕が光る看板に変わってますやん!
そーいえばグリーンもホワイトもステージの横に、光るステージ名のサインみたいなのあった。
これって外してまた1年間保管しておくわけですよね?
苗場にでかい倉庫か何かあって、そこに入れとくんかな。
ヘブンに向かう最中にホワイトで羊文学。
すごい人気でなかなか通れない。
曲の感じは僕みたいなオルタナおじさんにも響きますし、Jaguarは僕も持ってるし親近感湧くけど、見た目が可愛いんで困りますよね。
「ぼく、羊文学好きなんですぅ」って大っぴらに言いにくい空気感。
そう、ニュジおじみたいな扱い受けるのではという恐怖感。
まぁ気にすんなって感じですけど、3~4曲聴いてGALACTICへ。
うーわ、GALACTICすごい盛り上がってる!
踊れるわ~、もう正直ヘトヘトなのに腰動いちゃう。
これってなんてジャンルなんでしょうね、ファンク?R&B?ジャズ?ソウル?
まぁ何でもいいか。。とにかく踊れる。そして疲れる。
やっぱ3日目のこの時間は、もう残された限りある体力との相談になってくる。笑
「まだイケますか?」
「いやぁ~ちょっとどーすかね。。」
みたいなやり取りが、体の中でなされてます。
疲れ果ててとぼとぼホワイト戻ったら、HAIM始まってた。
前フジロックで見た時はまだ若い三姉妹って感じだったけど、なんかもう貫禄十分。
ワタシたちアメリカから来ました!って感じで、一瞬アラニス・モリセットかと思った。笑
まぁ、あの人カナダ人だけど。
ヘロヘロの体力でグリーンまで戻って来たけど、もうヘッドライナーのVAMPIRE WEEKENDも終わってシーンとしてる。
オアシスまで来てみたら、なにやら苗場食堂がすごい盛り上がってるんで覗くとNOT WONK。
おー、激しい、カッコいい!
でも体力残ってない。。ので、ただ聴く。
そーいやWONKってバンドもありますよね。
WONKに対抗してのNOT WONKか?と思ったら、NOT WONKの方がぜんぜん結成早かった。笑
いやぁ~疲れた。。
荷物置いてるとこに戻ったら、デビルマンいた。
今日、会場で初めて会ったんで休憩しながら色々話してたら、右手のウィスキーを口にまず含んだ後、左手のソーダを飲んでた。
どうやら口の中でハイボールを作ってる模様。
でもウィスキーを口に含んだ後、一言ぐらいなにか普通に喋ってからソーダを飲むこともあったんで、あれ?それって口の中で混ざってなくない?と思って訊いてみたら「いや、胃で作ってます」とのこと。
やっぱ天才だった。
マスク被っててどうやって飲むんだ?と思われるかもですが、飲んでる時は普通に顔出してます。笑
帰ろ帰ろ。
はぁ~、最高の4日間終わっちゃう。
是非とも来年もここに戻ってこれますように!!!
よし、1年間必死に頑張って生きていきましょー
フジローーーーーーッ!!!!!