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U2来日公演目前の本日新曲がリリース!!

U2来日公演目前の本日新曲がリリース!!

photo by Anton Corbijn


来たる12月4日、5日に13年ぶりの来日公演を行うU2。

この「ヨシュア・トゥリー・ツアー2019」の最終公演は12月15日、U2初となるインド公演(ムンバイ)である。

それに先駆け、U2とインドが世界に誇る作曲家 A.R.ラフマーンによる新曲、U2 & A.R.ラフマーン「アヒンサー(Ahimsa)」が本日リリースされた。

A.R. ラフマーンは、ダニー・ボイル監督映画「スラムドッグ$ミリオネア」などの音楽でアカデミー賞、グラミー賞、ゴールデン・グローブ賞他多くの受賞歴があり、インド映画音楽には欠かせない存在だ。

 

タイトルの「アヒンサー(Ahimsa)」は、サンスクリット語で”非暴力”を意味する。

この曲は、インドの多様なる精神性を祝福するメッセージを誇る、まさにU2の思想とA.R.ラフマーンの熟達の結集によって生まれた1曲だ。

 

A.R.ラフマーンはこう語る。「アヒンサー(非暴力)の概念には勇気と強さが必要です。兵器や武力に屈することない揺るがぬ資質。この現代社会を修復し、癒すのに最も必要な人としての使命。ずっとそれを訴えてきたU2と今、このタイミングでコラボレートできることは、非暴力運動復活のためにも素晴らしい意味があるのです」

 

U2のギタリスト、ジ・エッジはこう語る。「この曲でA.R.ラフマーンと仕事ができたことを心より嬉しく思うよ。非凡な才能の持ち主のスーパースターでありながら、人としての寛容さを持ち合わせている。そんな彼の祖国に、あと数週間で行けるんだ。インドは長いこと “死ぬまでに絶対に訪れたい国”だった。アヒンサーの原則、つまり非暴力主義こそ、音楽を演奏するために初めて集まった時から、僕らというバンドを形成する重要な柱だったんだ。現代と古代が同時に混じり合うインドの文化を、自分たち自身でじかに体験するのを楽しみにしているよ」

 

ボノはこう語る。「不正との戦いは、これまでもずっと僕らにとって重要なことだった。僕らはある種、マーティン・ルーサー・キング牧師によって人間形成をされた部分があって、そのキング牧師はマハトマ・ガンジーの生徒だった。キング牧師はかつて “モラルの宇宙が描く弧は長いが、それは正義の方に向かっている”と述べた。でも今はそうではないのかもしれない…正義の方には向かっていない。でも本来、向かわねばならない。民主主義を守るには、僕らは積極的にみずからが関与し、僕らが何を感じているか、僕らにとって何が大事なのかを、人に表明しなければならない。その発想の源の、僕らはいわば生徒なんだ。つまりそれがアヒンサー、非暴力だ。インドが僕らにそれを教えてくれた。全世界にとって、最も素晴らしい贈り物…それは核エネルギーよりも、どんな軍隊よりも、海軍よりも、大英帝国よりもパワフルだ。アヒンサー自体がパワーなんだ。かつてないほど、今それが重要なんだ」

 






<来日公演情報>

2019年 12月 4日(水)、5日(木)

さいたまスーパーアリーナ

OPEN   18:00   /   START   19:30

公演公式サイト:u2japan2019.com

 

<アーティスト情報>

https://www.universal-music.co.jp/u2/

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