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ボブ・ディラン、来日記念盤でCD&シングルの2タイトル発売!シングル・ヒットで生まれた代表曲の数々を今こそ振り返る。

ボブ・ディラン、来日記念盤でCD&シングルの2タイトル発売!シングル・ヒットで生まれた代表曲の数々を今こそ振り返る。

シングル・ヒットで生まれた代表曲の数々を今こそ振り返る。

2020年4月に催される9度目の日本ツアーを記念した日本独自企画。1965年の日本コロムビア発売シングルから始まり、CBSソニー、移籍したワーナー・パイオニア時代の発売シングルも含め、1985年までの約20年間にアナログで発売されたシングル曲のA面をリリース順に収めた商品企画となる。

日本で一番最初に発売されたボブ・ディランのシングルは「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」で発売元は日本コロムビア。当時のタイトルは「ホームシック・ブルース」と題されていた。1968年にCBSソニーが創立されたのに伴い配給権が日本コロムビアから移るが1974年にCBSからアサイラム・レーベルへ移籍、ワーナー・パイオニアが販売権を獲得。ザ・バンドとの共演による2枚のアルバムを発売した後に再びCBSに舞い戻り、古巣レーベルでの第一弾となる復帰作が最高傑作『血の轍』だったこともあってCBSレーベルとの関係は強固となり契約は現在まで続いている。尚、アサイラム・レーベルから発売された作品は後にCBSのカタログになった。

この商品では日本で発売されたアナログ・シングル盤(収録された全31曲)のジャケット写真を網羅しカラー・ブックレットに再現。それらのジャケット写真からは日本独自のアートワークの世界が伝わるもので、日本での発売当時、ボブ・ディランがどのように打ち出され受け止められたかを推し量る史料的価値の高いものとなる。バラエティに富んだジャケット写真の中でも、特に日本コロムビア時代のシングル盤は入手困難なため大変貴重となっており世界各国のディラン・マニアにとって収集目標の一つになっている。

Blu-Spec CD2のフォーマットで収録した音源には世界初CD化となるシングル・ヴァージョンを含み、CDジャケットは来日を祝した日本制作デザインでの発売となる。

 

ディラン最難関シングル、55年振りにたった一度だけの復刻!

1965年、日本コロムビアから日本で初めて発売されたアナログ・シングル盤の復刻で、先行して3月25日に発売となる来日記念CD2枚組『日本のシングル集』に連動した企画となる。初発売時にはA面が「ホームシック・ブルース」、B面が「彼女は僕のもの」と現在とは異なる邦題だったが、アートワークではそれを活かし55年前となる当時のテイストを反映させた。

「サブタレニアン・ホームシック・ブルース」は、1965年発表の5枚目のアルバム『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』の冒頭を飾る、フォーク・ロックの誕生を告げる革新的な歌でディラン初のTOP40入りを記録するヒットとなった。歌詞の書かれた紙を歌に合わせて次々と放り投げてゆくシーンが続く映像も制作され、ミュージック・ビデオの先駆けと言われている。音源は2010年にリマスターされたmonoのマスターを使用、来日時の季節を反映させ桜色のカラー・レコードで限定発売となる。

 

<商品情報>

▼CD

日本が愛するディラン、日本を愛するディラン。だから、来日記念盤。

『日本のシングル集』

ボブ・ディラン

 

2020年3月25日発売予定●日本盤シングル・ジャケット掲載のカラー・ブックレット●解説・歌詞・対訳掲載のブックレット●Blu-Spec CD2●SICP-31361-2●¥3,800+税

 

<収録曲>

DISC 1

1.サブタレニアン・ホームシック・ブルース

2.ライク・ア・ローリング・ストーン

3.淋しき街角

4.窓からはいだせ

5.スーナー・オア・レイター

6.雨の日の女

7.アイ・ウォント・ユー

8.ジャスト・ライク・ア・ウーマン

9.風に吹かれて

10.時代は変る

11.レイ・レディ・レイ

12.マリーへのメッセージ

13.川の流れを見つめて

14.マスターピース

15.ジョージ・ジャクソン(ビック・バンド・バージョン)

16.天国への扉

17.フール・サッチ・アズ・アイ

          

DISC 2

1.こんな夜に

2.君の何かが

3.我が道を行く*

4.ブルーにこんがらがって

5.ミスター・タンブリン・マン

6.ハリケーン(パート1)*

7.モザンビーク

8.コーヒーもう一杯

9.メンフィス・ブルース・アゲイン*

10.ベビー・ストップ・クライング

11.ガッタ・サーヴ・サムバディ*

12.世界のはじめに

13.スウィートハート

14.タイト・コネクション

*シングル・ヴァージョン

 

▼アナログ・シングル

日本が愛するディラン、日本を愛するディラン。だから、桜色。

「サブタレニアン・ホームシック・ブルース / シー・ビロングズ・トゥ・ミー」

ボブ・ディラン

 

2020年4月1日発売予定●完全生産限定盤●カラー・レコード(桜色)●解説・歌詞・対訳付●●MONO●SIKP-1002●¥1,500+税

 

【関連サイト】

●日本オフィシャル・サイト → http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/

●海外オフィシャル・サイト → https://www.bobdylan.com/

 

 

ボブ・ディラン、来日公演チケット好評発売中!

ノーベル文学賞受賞後初の日本ツアーは、14公演!

 

ボブ・ディランが、2020年4月に3年振りとなる9度目の日本ツアーを行う。今回は世界中のファンが嫉妬する日本限定のライヴハウスで開催され、東京と大阪で何と14公演!78歳になった今も、ライヴを中心に活動を続ける、今のボブ・ディランを間近で見る絶好のチャンス。新たな年を迎え2020年ワールド・ツアーの皮切りと予想される日本ツアーは果たしてどうなるのだろう・・・トキメキは止まらない。

 

BOB DYLAN And His Band !

In Show & Concert !

 

<公演スケジュール>

4/ 1(水)19:00 Zepp DiverCity

4/ 2(木)19:00 Zepp DiverCity

4/ 4(土)17:00 Zepp DiverCity

4/ 5(日)17:00 Zepp DiverCity

4/ 6(月)19:00 Zepp DiverCity

4/ 8(水)19:00 Zepp Namba

4/ 9(木)19:00 Zepp Namba

4/10(金)19:00 Zepp Namba

4/14(火)19:00 Zepp Tokyo

4/15(水)19:00 Zepp Tokyo

4/17(金)19:00 Zepp DiverCity

4/19(日)17:00 Zepp DiverCity

4/20(月)19:00 Zepp DiverCity

4/21(火)19:00 Zepp DiverCity   

計14公演

 

料金:1Fスタンディング ¥19,000  2F指定 ¥25,000(税込/ドリンク代別途)

発売:11/23(土・祝)開始

INFO:ウドー音楽事務所  03-3402-5999  https://udo.jp/

 

<プロフィール>

風に吹かれて、転がる石のように約半世紀・・・ロックの時代を作り、そして変革し、様々な人々の人生に影響を与え続け、自ら進化し続ける“ロック界最重要アーティスト”ボブ・ディラン。1941年5月24日、ミネソタ州デュルースで生誕。現在78歳。本名ロバート・アレン・ジマーマン。1962年にアルバム『ボブ・ディラン』でデビュー。翌年、歴史的プロテスト・ソング「風に吹かれて」を含む『フリーホイーリン・ボブ・ディラン』を発表。その後フォークからロックへの転換は物議を醸し、『ブリンギング・イット・オール・バック・ホーム』『追憶のハイウェイ61』『ブロンド・オン・ブロンド』といった60年代を代表する歴史的名盤を発表。ロックの殿堂入り、グラミー賞、ゴールデン・グローブ賞、アカデミー賞(主題歌賞)他、数多くの賞も受賞。

 

全世界アルバム・トータル・セールスは1億2500万枚を超え、38作のオリジナル作品、ライヴやコンピレーションを合わせると60タイトルを超え、600曲以上の自作曲、そして世界中で2千回以上のライヴを行い、半世紀以上に渡って常に第一線で活躍している唯一のアーティスト。過去11度のグラミー賞受賞(1991年にはグラミー特別功労賞受賞)、1982年には「ソングライターの殿堂」入り、1988年には「ロックの殿堂」入りを果たした。また「ライク・ア・ローリング・ストーン」は米ROLLING STONE誌にてロック史上最高のシングルに選定。2008年4月、音楽界では初めてとなるピューリッツァー賞(特別賞)を受賞。1990年にはフランスの芸術文化勲章、2000年にはスウェーデンのポーラー音楽賞を受賞したほか、セント・アンドルーズ大学(スコットランド)やプリンストン大学(米ニュージャージー州)をはじめとするいくつもの大学で博士号などを多数受賞している。2012年にはオバマ米大統領から文民最高位の「大統領自由勲章」授与。2016年にノーベル文学賞の授賞が発表される。

 

『タイム・アウト・オブ・マインド』は1998年グラミー賞最優秀アルバム賞受賞。2001年、映画「ワンダー・ボーイズ」のための書き下ろし曲「シングス・ハヴ・チェンジド」ではゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞の両主題歌賞を受賞。また、2004年10月に出版された回想録「ボブ・ディラン自伝」(日本では2005年発売)は世界的なベストセラーとなり、ニューヨーク・タイムズ紙のベスト・セラー・リストにも19週間挙げられていた。2005年の映画『ノー・ディレクション・ホーム』、2008年、6人の豪華俳優がディランを演じる映画『アイム・ノット・ゼア』(ケイト・ブランシェッドはゴールデン・グローブ賞を受賞)と錚々たる面々がディランをカヴァーしたそのサントラ盤など新しいイメージで大きな話題を呼んだ。

 

近年では、2012年にディランの自作曲を収録した現段階での最新のアルバムとなる『テンペスト』発表。2015年にはフランク・シナトラが主に歌ったグレイト・アメリカン・ソング・ブックのカヴァー集『シャドウズ・イン・ザ・ナイト』発表。その後、第二弾『フォールン・エンジェルズ』(2016年)、第三弾『トリプリケート』(2017年)と3作連続発表した。

 

2010年代に入ると来日公演が頻繁に行なわれるようになる。2010年3月には通算6度目となる来日公演、初のライヴハウス公演となるZeppツアー、2014年にも通算7度目の来日公演、2度目のZeppツアーが行なわれる。その2年後の2016年にも通算8度目となる来日公演を行ない(ライヴハウスではなくホール公演となる)、その最終公演であった2016年4月28日の横浜公演が、来日通算100回目の日本でのライヴとなった。

 

2016年10月、「米国の歌の伝統に、新たな詩的表現を創造した」という理由でノーベル文学賞を受賞し、大きな話題を呼ぶ。

 

2018年2月、武道館での日本初公演から40周年を迎える。

2018年、2年振りの来日公演は、日本のロック・フェス初参戦のFUJI ROCK FESTIVALとなり、最終日となる7月29日のヘッドライナーを務めた。来日記念盤となる『ライヴ:1962-1966~追憶のレア・パフォーマンス』を日本先行発売。

11月には傑作『血の轍』制作時の未発表をまとめた“ブートレッグ・シリーズ”の第14集『モア・ブラッド、モア・トラックス』を発売。

2019年2月「メイク・ユー・フィール・マイ・ラヴ」を主題歌にした、池井戸潤原作映画『七つの会議』が公開され、大ヒットを記録。

6月にはNetflixオリジナル映画『ローリング・サンダー・レヴュー:マーティン・スコセッシが描くボブ・ディラン伝説』の配信に合わせ、CDボックス『ローリング・サンダー・レヴュー:1975年の記録』を世界同時発売。

11月、ジョニー・キャッシュとのセッションをフィーチャーした『トラヴェリン・スルー(ブートレッグ・シリーズ第15集)』、世界同時発売。

11月、『タイム・アウト・オブ・マインド』を物語の重要な鍵とした映画『ライフ・イットセルフ未来に続く物語』の公開。

 

2020年1月、ティモシー・シャラメ主演、ジェームズ・マンゴールド監督映画『Going Electric(tbc)』制作のニュースが流れる。2021年公開か?

3月25日、日本独自企画の来日記念盤でCD2枚組『日本のシングル集』発売

4月1日、アナログ・シングル「サブタレニアン・ホームシック・ブルース / シー・ビロングズ・トゥ・ミー」を限定発売

4月、ノーベル文学賞受賞後初の、9度目の日本ツアーをZeppにて開催する

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