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ノエル&リアム・ギャラガー兄弟がプロデュースに参加した、オアシス1996年8月ネブワース公演の長編ドキュメンタリー映画が英国で年内公開決定

ノエル&リアム・ギャラガー兄弟がプロデュースに参加した、オアシス1996年8月ネブワース公演の長編ドキュメンタリー映画が英国で年内公開決定

それはひとつの時代を定義づけたコンサートだった。25万人のファンの記憶に生涯残ることとなる、19968月の2日間。後にも先にもまれなスケールで、オアシスはイギリス国内史上有数のロックンロール・イベントのステージを行った。 

511日(現地時間)、オアシスは、英ネブワース公演の25周年を記念する長編ドキュメンタリー映画の公開により、このイベントがスクリーン上で永遠のものになると発表した。監督はジェイク・スコット。スコットはこれまでにオアシス、R.E.M.U2、ザ・ヴァーヴ、ザ・ローリング・ストーンズ他多数のビデオを手がけており、スケール、野心、文化的重要性、そして1996年の直感的なロックンロールの過剰さや奔放さをスクリーン上に映し出すのに適任の人物である。この映画はRSAフィルムズが制作を手掛け、ノエル・ギャラガーとリアム・ギャラガーがエグゼクティヴ・プロデューサーを務める。制作と配給を手掛けるのはSony Music Entertainment。劇場公開はイベント映画のスペシャリスト、トラファルガー・リリーシングが担当する。 

 

1996年、イギリスは文化的爆発の真っただ中にあった。ニュー・レイバー(新しい労働党)の台頭、ユーロ1996(UEFA欧州選手権1996)(ネルソン・)マンデラのイギリス訪問、ブリットポップの全盛を背景に、この映画はひとつの時代と文化的革命を定義づけた「まさにその」瞬間の極めて重要な記録となる。オアシスはわずか2年あまりの間にトップに上り詰め、ネブワース公演はその白眉と言えるものだった。四半世紀近くを経た今も、あの週末はロックンロールの歴史における金字塔として生き続けている。 

 

ジェイク・スコットはこの映画についてこうコメントしている。 

「音楽とロックンロールな体験によって全編が突き動かされる物語だ。それは、このイベントの膨大なアーカイヴ映像を中心に作り上げられる、可視化されたリアルタイムな意識の流れのような体験だ。カメラに向かって行われたインタビューや、不要なセレブリティの思い出話は一切ない」。 

 

この<ネブワース>長編ドキュメンタリー映画は、『レット・イット・ビー』、『モントレー・ポップ・フェスティヴァル‘67(Monterey Pop)』、さらには’『レディース&ジェントルメン(Ladies and Gentlemen: The Rolling Stones)』といったコンサート・ドキュメンタリー映画と並ぶ価値があるもので、 

年内に英国で公開されることが決定している。  

 

【オアシスのヒット曲、代表曲を今すぐ聴く】 

https://SonyMusicJapan.lnk.to/OASIS_PlayList 

 

【オアシス ミニバイオグラフィー】  

ノエル(G/Vo)とリアム(Vo)のギャラガー兄弟を中心に91年に結成された、英国音楽史上における最強のロックンロール・バンド。1994年のデビューから2008年までの14年に渡るレコーディング・キャリアを通じ、全世界で7,000万枚以上のトータル・セールスを記録。「All Around The World」、「Dont Look Back In Anger」を含む8曲の全英シングル・チャート1位獲得、シングル22曲連続で全英トップ10入り、7作のスタジオ・アルバム全てが全英1位を獲得するなど、数々の音楽史を塗り替えてきたオアシス。音楽的な功績を残すと同時に、世界中のメディアを賑わす数々のお騒がせ事件や、兄ノエルと弟リアムの兄弟喧嘩の歴史もバンドの歴史である。バンド活動中、幾度となく解散の危機を乗り越えてきたが、09年ノエル・ギャラガーの脱退によりその黄金の歴史にピリオドを打った。 

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