酒場SAKABA
ロケハンしときましたー! Vol.4
巷のヴァイブス溢れる酒場や食堂を、皆さんに代わってわたくしナカムライダーが勝手にロケハン(下見)してきました!
遠かったり用事なかったりで行く機会ないかもですけど、もしもの場合はぜひ参考にしてください。
見た目だけ整えたようなフニャちん酒場はスルーします。
4軒目 「ニューカヤバ」東京・茅場町
今回のロケハン先は日本経済の中心、東京証券取引所のお膝元・茅場町(かやばちょう)で、刻々と変わる株相場を読むのに疲れてしまった証券マン達を長年癒し続ける立飲み酒場「ニューカヤバ」。
上の写真は店への入り口ですが、ご覧のようにただの車庫です。
もし赤提灯が出てなかったら、まさかこの奥におじさん達の夢の国が広がっているとは思いもしない事でしょう。
ちなみにこちらニューカヤバには、特筆すべき掟が3つあります。
まずひとつ目の掟は【掟①:女性だけでの入店または女性の数の方が多いグループの入店はNG!】
もし店内に女性の数が増えてしまうと、これまで紳士的社交的に仲間内で楽しく飲んでたおじさん達が浮き足立ち、みだりに女性に声をかけてみたり、偉そうに語り出したり、カッコつけてオゴろうとしたり、そういう輩が現れないための対策とのこと(人から聞いた情報)。
なるほど、おじさんはすぐ浮き足立つし、なんか分からんでもない(笑)。
店内は結構広いです。たまたまこの写真↑は手前に女性がいますけど、店内はやはりほぼ男。というかおじさん。
仕事で疲れたおじさん達が仲間とワイワイ飲むにはいい空気感です。
ちなみに写真の左奥の方に金宮のロゴが入った水色の大きな箱のようなものが見えると思いますが、これが2つ目の掟です。
【掟②:お酒は100円硬貨の自販機でセルフサービスで購入せよ!】
まぁ瓶ビールやらその他もろもろカウンターでお姉さんから買う品もありますが、焼酎や日本酒などめぼしいお酒は自販機で自らサーブ。
硬貨を入れるとその瞬間お酒が出てきますので、先にグラスを所定に位置に置いておかないとこぼれますので注意!
焼酎は麦・蕎麦・芋と揃ってますし、お湯も水も置いてますので好きなように割って飲むべし!
その隣には日本酒の自販機も何台か並んでます。
100円を準備して自販機までコップを持って行って、たまには順番待ちしたりして自分が飲む分のお酒を注ぐのってなかなか楽しいもんです。
お客のおじさん達も皆ニコニコしながらお酒を注いでます。
さすがおじさん達の夢の国!
つまみは小鉢メニューが充実してます。
カウンターにずらっと色とりどりの小鉢が並ぶ様はなかなか食欲をそそります。
もちろんこれ以外にもおでんだったり焼き鳥だったりいろいろと選べるんですが、もし焼き鳥を食べたかったら3つ目の掟発動です。
【掟③:焼き鳥は自分で焼いて食べるべし!】
まずカウンターで焼き鳥をオーダーすると、焼いてないナマの串を渡されます。
これを持ってお店の奥の方まで行くと、真ん中に焼き台を備えたカウンターがありまして、ここで自分が食べる分の串を自分の好きな味付けで好きな焼き加減に焼くわけです。
当然、他の人も焼いてるかもですし、どれが自分の串だったか分からないようにならないよう気をつけて。
焼き方がよくわからない場合は、このカウンターで飲んでる焼き鳥マスターとおぼしきおじさんを見つけてコツを伝授してもらいましょう。
僕はまだ2回しか行ったことはありませんが、その2回とも焼き鳥マスターには遭遇しましたので、かなり高確率で出会えることでしょう。
焼き鳥マスターとは別にそう呼ばれてる人がいるわけではなく、単なる焼き方を把握してるお客さんのことです(笑)。
自分で焼き鳥を焼きながら飲むのはなかなか楽しいですし、焼き鳥屋の職業体験ができるので、おじさん達のキッザニアとも言えます。
↑こんな注意書きの貼り紙もありますが、どう見ても犬はいませんでした(笑)。
昔いたのかなぁ。。
よくわかりませんが、お店は21時ぐらいで店じまいなので、行くときは是非お早めに!
ニューカヤバ
住 所:東京都中央区日本橋茅場町2-17-11
最寄駅:茅場町駅
電 話:不明
営業時間:17:00~21:00
定休日:土・日・祝