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文化CULTURE

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.230

平川雄一朗 | 漂流 diary Vol.230

10月12日糸島市二見ヶ浦





20201016 快晴。
朝から糸島。
暖かい秋の海辺。
明日からは室内に篭る現場が続くので今日の現場では景色を楽しんだ。
戻ってスタジオで明日の準備。
久しぶりにデカいセット組む。
コンビニでBRUTUSを立ち読み。
もう雑誌を読む歳ではないんだなあと確認。

20231017 快晴?
早朝からスタジオ。
帰りは夜。
時間旅行みたいだ。
20231018 晴れ。
今日は初めての現場なので引き出し全開で対応。早朝から夜中まで。
撮影班は途中抜け出来たので帰って昼寝したけど、深夜の解散後もまだ働いている人達がいる。
生きて行くのは本当に大変だ。
20231019 晴れ。
朝の交差点。
ここの眺めは変わって無い。
今日の現場も大名。
日没前に終わって良かった。
駐車場代3,200円だった ギギギギギ。
帰って肉食って寝る。
20231020 雨から晴れた。
仕事を交代してもらい弔事。
もっと一緒に仕事をしたかった方を見送る。
朝から降っていた雨が帰りには晴れた。
20231021 快晴。
朝から糸島。午後も別件だけど糸島。
濃密な一週間が終わった。
気付けばかなり寒くなって空気が乾いてる。
20231022 快晴。
休み。
午前中は人形棚の整理をする。
ガラスピッチャーは水を入れてクワズイモの伸びた根を突っ込み、棚に置いてたお面は壁に飾り直した。
結果、棚に余裕が出来た。嬉しい。
午後は最近気になっていたアレコレを見に大濠へ。
椅子を見たり日本庭園見たり酒盃で試飲したり古本買ったりして、市立美術館で奈良原一高の王国を観た。
『王国』は写真集を持っているけど、印刷ではないプリントのモノ感はとても強くて、被写体の内容よりも撮り手の気持ちの方が気になった。
写真だけがもつ面白い特徴を満喫。
椅子を買って帰る。








10月16日糸島市芥屋
平川 雄一朗
平川 雄一朗

平川 雄一朗 YUICHIRO HIRAKAWA

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1970年福岡生まれ。フリーランスフォトグラファー
出版社の契約カメラマンを経て、2003年独立。
様々な媒体から頼まれるままに日々撮影。
クロススタジオ所属。
フェアグランドシャッターズメンバー。
https://www.hirakaway.com