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ナカムライダーのフジロック2019日記 前編

ナカムライダーのフジロック2019日記 前編


みなさんこんにちは。

普段は酒場コラム『ロケハンしときましたー!』でお目にかかってるナカムライダーですが、実はフジロックには初回からこれまで'98、'99、'00の2.3.4回目を除いてあと全部行ってるいわゆるフジロッカーでございまして、先日のフジロック2019にももちろん行って参りました!

ライブとかアーティストとかに寄った、そういう音楽的なレポートはよその詳しいサイトにお任せして、僕はただの日記のようなレポートさせていただきます。


僕は福岡に住んでますので、ひとまず飛行機で東京・羽田まで向かいます。

すると友人のだーやす(羽田空港職員)が車で迎えに来てくれます。



ランチャのなんたらっていう、珍しい車です。

さてだーやすの車でさっそく苗場に向かうわけですが、その前にPASMOにチャージしなくちゃです!

最近のフジでは意外とPASMOやnimocaみたいな交通系ICカードの存在が重要でして、現地でのビールやごはん・グッズ等の支払いがピピっと簡単に済ませられるからです。

雨が降ってる中、濡れた財布からベチャッとした現金出して、とかやってた昔がバカバカしい!

なので、カードにフルチャージして現地での支払いに備えます。

(もちろんiDとかEdyとかも使えます。)



チャージしたら、お釣りがなんと懐かしの2千円札!!! なんでやねん!!!

いや待て、これって幸先いいってことかも?と思い直して助手席に乗り込み、いざ出発です。

高速に乗ったら関越道通って、月夜野ICで降ります。



途中SAで休憩がてらソフトクリームぺろぺろ。

もちろんずっと運転してくれてるだーやすにもオゴってあげます。

本来なら運転を代わってあげるべきかもですが、だーやすの車は左ハンドルだしMT車だし、あとなんかのスイッチとか他の操作もややこしいので運転手を選びます。

ですので僕は助手席でビールを飲みながら、ひたすらだーやすをイジる役目を頑張ります。



苗場に着いたら、宿に荷物を置いていざ前夜祭です!

去年は前夜祭でモーサム見れたし、今年はだれかなー?まさかのナンバガないかなー?とかみんなで勝手に妄想しながら現地へと向かいます。



前夜祭メインアクトはアナーキー!いや、亜無亜危異!

先輩方めちゃくちゃ元気です。

めちゃくちゃ叫ぶし、めちゃくちゃ動きまくってます!



お腹すいてきたので、毎年恒例の「ジャスミンタイ」のガパオライスとグリーンカレー。

前夜祭だとそんなに行列が長くならないから、今日のうちに食べておくのがベターかも。

明日以降は人気店だと延々列が続いたりするし、ごはん買うだけで大変。。



当然ながら博多のアニキ of 兄貴、圭一パイセン率いるBassic. (@bassic_official)にもご挨拶。

みんなにお店の宣伝しておきますね!

でも福岡からいろいろ必要なもん車に積んで、みんなで運転して苗場までやってきて、店設営して、約4日間昼夜営業して、また撤収して帰っていくとか、マジお疲れ様です。。

とんでもないですね、いやホント。。リスペクトす。



さて翌朝、朝ごはんはいつもの「民宿山の湯」のおにぎり。

おにぎり250円、豚汁200円、ゆで卵50円でジャスト500円、サイコーです!

普段は朝ごはんなんか食べないくせに、こういう時は食べちゃうヤツ。それが僕。



さてフジロックやタイコクラブ・朝霧JAMなど行ったことある方なら見たことあるかもですが、このデビルマンのカッコしたヤツは同宿の友人 @vo_vumf です。

ご覧の通り、顔はブスです。

以前はビール飲んだりタバコ吸ったりするのもマスクかぶったままでデビルを徹底してたのに、最近は面倒くさがってすぐ顔出すので、顔を見た外国人がボソッと「Oh, my god...」って言ってました。

顔を見てしまったことより、中から出てきた顔のブスさに愕然としたのでしょう。わかります。



場内にはラーメン店も何軒かあるんですが、中でもたぶん一番美味しいのがココ、ところ天国の奥にある「えにし」です。

魚介だしが効いてる醤油ラーメンです。

毎年この場所では深夜「富士映劇」って言って、森の樹木にスクリーン代わりに投影して男はつらいよが上映されてるんですけど、今年は男はつらいよの50周年を記念したイベントをやるみたいで、海苔にその宣伝がプリントされてました。



初日グリーンステージのトリは、みんな大好きTHE CHEMICAL BROTHERS!!!

もう何回目のフジなのか分かんないけど、貫禄の横綱相撲って感じでお客さんみんな笑顔で踊ってる。



ケミカルを途中で抜けて、ホワイトステージのトム・ヨークへ。

なんかすごいご機嫌だったみたいで、アンコールもやってくれた。

前見たときよりなんだかいくらか若返ったような印象。



フジロックはゴミ箱のデザインを公募してて、僕が4年前にデザインを応募して採用されたゴミ箱が今年はグリーンステージ入ってすぐのところに設置されてました!

今年で4年連続採用されてて嬉しいです。

写真じゃ見えにくいですが、WE LOVE KUMAMOTOって書いてありまして、阿蘇の草千里をイメージしたデザインになってます。

デザインの募集をしていた時期が、2016年の熊本震災のすぐ後だったので、熊本をみんなで応援しよう!という意味を込めたのと、フジロックを主催してるSMASHの代表日高さんが熊本出身の方なので、苗場に熊本の風景があるのもいいなぁと考えました。



↑この画像は去年のものですけど、全体はこういう感じのゴミ箱です。

僕はデザインしただけで、実際にペイントしてくれたのはボランティアのスタッフさん達だと思います。

ちなみに応募の時に、当然氏名を書く欄がありますので本名の『中村達也』と書きまして(あ、ぼく中村達也って名前なんです...)、あと「デザインの企画意図」ってのを記入する欄があったので、素直に『日高さんの出身地でもあり、苗場と同じく自然豊かな熊本にエールを!』という感じで書いておいたんです。

それでいざ現場に行ったら、実際のゴミ箱がまさかこんなことになってるとは思いませんでした(笑)



完全にあっちの中村達也さんと勘違いされてます。

この画像、知らない誰かのインスタですけど、そらそうでしょうよ、場内の目立つ所にこのメッセージとこの名前をこんな書き方されたら、誰だって勘違いしますよ(笑)

この人以外にも、当時いくつか勘違いのインスタ上がってました。

まさかこの中村達也って人が、誰も僕のこととは思わないでしょうよ。。

翌年から、このメッセージボードはもう付いてませんでした。


一方その頃デビルは、真夜中のBARでお立ち台に上がって踊ってましたが、誰ひとり彼のことを見てる人はいませんでした。。。



『ナカムライダーのフジロック2019日記 後編』へと続く。

ナカムライダー
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ナカムライダー NAKAMURIDER

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1971年生まれ
蟹座AB型三男のサガン鳥栖サポーター 
カレーとビールとフェスとサッカーとネコがスキ
福岡市在住
CMディレクター・サウナ・スパプロフェッショナル(管理士)