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『ボヘミアンラプソディー』から、、『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(原題:The Dirt)』

『ボヘミアンラプソディー』から、、『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(原題:The Dirt)』

ロックユーザーとして認知度がある私は、ラジオのリスナーさんやお会いする方からよく言われたんです。『ボヘミアンラプソディー』良かったですよね〜と、、

「いや〜観てないんです。」と言う暇がないほど熱く語られたものでした。

そしてまだ観ていませんw(19年4月現在)

タイタニックもアバターも観てません!マスを知らない奴が何を偉そうにと思われても仕方がありませんが、それら以外の映画で会話を成立させることは可能ですし、逆に映画はそれほどご覧にならない方とは成立しない事もあります。映画や音楽の話ってお互いの知ってることや知らないことを補完しあって楽しむ事も出来ますよね。

クイーンの音楽は勿論聴いていますし、大ファンでは無いものの、知識や背景も知っています。私のロック師匠の1人も大のフレディファンであったものです。

そんな中またまたロックバンドの自伝的映画が公開となりました。しかも、モトリークルーですばい!!1987年 リリース『ガールズ、ガールズ、ガールズ』と1989年 リリース『ドクター・フィールグッド』の2枚のアルバムは高校生の頃の我々には大切な共通言語だったものです。

私自身、彼らの音楽とは距離があった時もありましたが、2015年のラストツアー、2月17日の福岡国際センターには足を運び、大相撲九州場所も行われるこのホールの天井にもレールセットが組まれ、頭上を回りながらドラムをプレイするトミー・リーを拝ませて頂きました。

そして今年の3月22日Netflixで公開となった『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝(原題:The Dirt)』を観たのです。

メンバーの生い立ちや結成、分裂、再集結が描かれています。

そして正に、セックス、ドラッグアンドロックンロールなんです。

兎に角、映画を見ればモトリークルーはまともじゃない訳で、まともじゃないメンツがバンドを組んで音楽をやっている以外の何物でも無いんです。

それが彼らの音楽の魅力だし、所謂馬鹿馬鹿しい事をやり続けてる事の素晴らしさを再認識させてくれるんですね。自分が男子校の童貞高校生で毎日馬鹿な事しか考えてなかった頃すら愛おしく感じさせてくれるし、再び俺のハートをキックスタートしてくれる。


『ザ・ダート: モトリー・クルー自伝』予告編 - Netflix

Netflixで観る
https://www.netflix.com/title/80169469?s=i&trkid=13747225

The Dirt Soundtrack

栗田 善太郎
栗田 善太郎

栗田 善太郎 ZENTARO KURITA

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1971年福岡市生まれ。大学時代からラジオ制作に携わる。
2015年 cross fm特別番組『HAPPY HOUSE 〜 The Family's Starting Point〜』で民間放送連盟賞 第11回日本放送文化大賞グランプリ受賞
2018年 CROSS FM特別番組『Let the Good Times Roll!!』が平成30年日本民間放送連盟賞 ラジオエンターテインメント番組部門で、最優秀賞を獲得。
現在はCROSS FM URBAN DUSK、CROSS FM MUSIC AMP、NHK TV 六本松サテライトを担当。
BIGMOUTH WEB MAGAZINE編集長
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