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文化CULTURE

モリケンの副業ラジオ Vol.4

モリケンの副業ラジオ Vol.4

ひどくご無沙汰をしておりますが、何事もなかったかのように今日のトレンド。


「中国の完全ロボットレストラン」。


中国の主要各都市で、運営の全てを自動システムで賄うロボット・レストラン「FOODOM天降美食王国」の旗艦店が営業をスタート。20206月オープンの店舗は、2000平米で客席600名という大箱。約200種の料理を提供し、最速20秒で配膳。



日本で「ロボットレストラン」といえば、海外のお客様が東京で行ってみたいスポットの筆頭格。レストランと称していますが、実際はロボットの格好した人の演目を見る会です。今回は、純然たるレストランがパーフェクトにロボット化したお話。なにせ「天降美食王国」。美食が天から降ってくる!


とにかくこの動画を見ていただきたい!


お店に入れば迎賓ロボットがお出迎え。ドリンクを注文すれば、カクテルロボットやビールロボットが稼働。お食事もしかり。炊飯ロボット、揚げ物ロボット、ハンバーガーロボット、丼物ロボット、スイーツロボット


中華料理の真骨頂である炒め料理は、斜めドラム洗濯機のようなロボットが32台ズラリと並び同時稼働。わっしゃわっしゃ炒めまくる姿は圧巻!もちろん全て、ガラス張りになっていて調理風景も楽しめます。


完成したお料理は、空中搬送ロボットにパス!天井に張り巡らされた配膳ルートをロボット達が行き来し、あなたのテーブルの頭上に到着。そしてクレーンでテーブルに着地。


絶対これ楽しい。行きたい、やりたい、子供たち喜ぶだろうな・・・楽しい以外にもロボット化のメリットは4つ。


・味付けのムラの抑制

・満足度や回転率アップにつながる高速な配膳。

・人件費の削減。

・コロナ禍対策。人による接触の削減。


オーダーも支払いも自分のスマホなのは当然の標準装備。さらにレストランの隣には、同じくロボット化されたスーパーマーケットが併設。食事しながらスマホで発注しておけます。食事が終わったら支払いが済んだレジ袋を手にするだけ、という仕掛け。


天井を行き交うロボットのお掃除ってどうするんだろうか。停電したときの再起動どうやるんだろうか等々、運営視点で気になるところはあるものの、視察した各国の人々は大絶賛。オーストラリアでもまもなく導入だというこのレストラン。21世紀も20年経つし、こんなフューチャリスティック生活もそろそろアリでしょう。


おまけ:東京の「ロボットレストラン」で海外のお客様があっけにとられる動画。


森田謙太郎(モリケン)
森田謙太郎(モリケン)

森田謙太郎(モリケン) KENTARO MORITA

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国内外のライフスタイル最新トレンドをリサーチするTalkback Inc.の代表。福岡・名古屋・静岡のFMラジオ番組に出演中。本職は外資IT企業のPR・宣伝担当。好物はクラフトビールとシティポップ。1976年生まれ。2児にメロメロの父。