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パブリック・イメージ・リミテッド【PiL】のカタログが再リリース決定。12枚CDが収納できる特典ボックスのプレゼントも
セックス・ピストルズを脱退したジョン・ライドンを中心に結成されたパブリック・イメージ・リミテッド。いまだに強烈なインパクトを放ち続けるPiLのアルバム11タイトルとジョン・ライドンのソロ・アルバム、計12タイトルが 2011年リマスター音源を使用したSHM-CDで一挙再発が決定。発売日は2022年1月26日。
さらにHMVもしくはディスクユニオンで全タイトルを予約・購入すると、先着でCD12枚を収納できる限定 『パブリック・イメージ・リミテッド【PiL】』 特典ボックスがプレゼントされることも決定した。
<各ストア商品ページ>
HMV
https://www.hmv.co.jp/news/article/2111111003/
ディスクユニオン
https://diskunion.net/portal/ct/detail/1008399855
【商品情報】
パブリック・イメージ・リミテッド
全12タイトル
発売日:2022年1月26日
【全タイトル】★2011年リマスター音源★SHM-CD仕様★価格:各1,980円(税込)
■各アルバム詳細
セックス・ピストルズを脱退したジョン・ライドンを中心に結成された彼らが、ポスト・パンクの先陣を切って
世に問うた衝撃のデビュー・アルバム。ロック的なものから意図的に離れ、レゲエ/ダブを大胆に取り入れた斬新なサウンドは、ピストルズの幻影を追いかけた聴衆をあざ笑うかのようにその革新性を提示した。
来るべきシーンを切り開いた重要かつ問題作として、いまだに強烈なインパクトを放ち続ける作品。
[1978年発表]
<収録曲>
- テーマ
- レリジョン I
- レリジョン II
- アナリサ
- パブリック・イメージ
- ロー・ライフ
- アタック
- フォダーストンプ
特殊仕様のため限定にせざるを得なかった缶入り12インチ3枚組のオリジナルから、曲順を入れかえて
2枚組LPとして出しなおしたスタンダード・エディション。それまでの音楽的手法から開放されたとも言える
アヴァンギャルドな音像とクリエイテヴィティは、のちのオルタナティヴ・ロック・シーンにも大きな影響を
与えた。まさに唯一無二の個性を放っていた時代の彼らが産み落とした先鋭的でスリリングな作品。
[1980年発表]
<収録曲>
- アルバトロス
- メモリーズ
- スワン・レイク
- ポップトーンズ
- キャリアリング
- ソーシャリスト
- 墓場
- スーツ
- バッド・ベイビー
- ノー・バーズ
- チャント
- ラジオ 4
③パリ・ライヴ Paris In The Spring
1980年1月17、18日にフランスはパリのル・パラスで行なわれたコンサートを収録したライヴ・アルバム。
ジョン・ライドンが描く悪意をも感じさせるジャケットそのままに、ピリピリとした緊迫感と殺伐とした雰囲気
のなかオーディエンスと対峙するバンドのスタンスこそ、その存在自体が過激であった当時の状況を
捕らえた貴重なドキュメント。初期の重要メンバーによるテンションの高い演奏が堪能できる作品。
[1980年発表]
<収録曲>
- テーマ(ライヴ)
- チャント(ライヴ)
- キャリアリング(ライヴ)
- バッド・ベイビー(ライヴ)
- ロー・ライフ(ライヴ)
- アタック(ライヴ)
- ポップトーンズ(ライヴ)
④フラワーズ・オブ・ロマンス Flowers Of Romance
サウンドの要でもあった奇才ベーシストのジャー・ウーブルの脱退というアクシデントもありながら、
その完成度から最高傑作とも謳われる3作目。プリミティヴなリズムとイスラム風なコンセプトのもと、
いち早くエスニックなテイストと独自の前衛性を融合させた内容は、ジョン・ライドンによる宗教性を伴った
呪術的な世界観と新たなリズムの創成が相まって稀有な作品となった。シングルB面など3曲を追加収録。
[1981年発表]
<収録曲>
- フォー・インクロウズド・ウォールズ
- トラック 8
- フェナジェン
- フラワーズ・オブ・ロマンス
- アンダー・ザ・ハウス
- ハイミーズ・ヒム
- バンギング・ザ・ドア
- ゴー・バック
- フランシス・マサカー
- フラワーズ・オブ・ロマンス(インストゥルメンタル)
- ホーム・イズ・ホエア・ザ・ハート・イズ
- アナザー
⑤ライヴ・イン・TOKYO Live In Tokyo
1983年に行なわれた初のジャパン・ツアーより、7月1、2日の東京は中野サンプラザでのコンサートを
収録したライヴ作。公演直前でギタリストのキース・レヴィンらの脱退を受け、ニュージャージー出身の
ミュージシャンを起用した急造メンバーによる公演は賛否両論を呼んだ。当時もっとも初期のデジタル・
レコーディング作品として12インチ2枚組で発売された本作は、日本のファンにとって記念すべき1枚。
[1983年発表]
<収録曲>
- アナリサ(ライヴ)
- レリジョン(ライヴ)
- ロー・ライフ(ライヴ)
- ソリテア(ライヴ)
- フラワーズ・オブ・ロマンス(ライヴ)
- ラヴ・ソング(ライヴ)
- デス・ディスコ(ライヴ)
- バッド・ライフ(ライヴ)
- バンギング・ザ・ドア(ライヴ)
- アンダー・ザ・ハウス(ライヴ)
⑥ジス・イズ・ホワット・ユー・ウォント This Is What You Want … This Is What You Get
ギタリストのキース・レヴィンがジョン・ライドンとの確執で脱退するなか、その原因にもなった『Commercial Zone』を発売中止にしたうえで新たに制作しなおした4作目。『ライヴ・イン・TOKYO 』で
披露されていた「ソリティア」「バッド・ライフ」を正式にレコーディング。前年に発売され、英チャートの5位を
記録したヒット・シングル「ラヴ・ソング」も収録。ライドンらしい人を喰ったタイトルも秀逸な話題作。
[1984年発表]
<収録曲>
- バッド・ライフ
- ラヴ・ソング
- ソリテア
- タイ・ミー・トゥ・レングス・オブ・ザット
- パードン
- ホエア・アー・ユー
- 1981
- オーダー・オブ・デス
⑦COMPACT DISC (ALBUM) Compact Disc
スティーヴ・ヴァイ、トニー・ウィリアムス、ジンジャー・ベイカー、バーニー・ウォーレル、坂本龍一ら豪華な
ミュージシャンが参加し、ビル・ラズウェルがプロデュースを行なった5作目。バンドとしてのアイデンティティは薄れたものの、多彩なサウンドにのるパワフルなジョン・ライドンのヴォーカルが光る。ライドンという強烈な個性を引き立てながら、それをうまく料理するラズウェルの手腕に納得の作品。
[1986年発表]
<収録曲>
- F.F.
- ライズ
- フィッシング
- ラウンド
- バグズ
- ホーム
- イーズ
⑧HAPPY? Happy?
元マガジン~スージー&ザ・バンシーズのギタリストであるジョン・マクガフや元ポップ・グループのドラマーだったブルース・スミスら、新たなパーマネント・メンバーによる“新生”PILとして制作された6作目。これまでになかったファンキーなニュアンスも取り入れ、洗練されたサウンドが心地よささえも感じさせる。
あのジョン・ライドンにしてポップな方向性を打ち出したという彼らの分岐点ともなった作品。
[1987年発表]
<収録曲>
- シアトル
- ルールズ・アンド・レギュレイションズ
- ボディ
- セイヴ・ミー
- ハード・タイムズ
- オープン・アンド・リヴォルヴィング
- アングリー
- ファット・チャンス・ホテル
⑨9/ナイン 9
2枚のライヴ・アルバムを含めて通算9枚目ということをそのままタイトルにした、スタジオ作としては7作目。当初は再びビル・ラズウェルに委ねる予定だったプロデュースは、最終的にOMDやペット・ショップ・
ボーイズとの仕事で知られるスティーヴ・ヘイグと、ユーリズミックスを手がけたエリック・ソングレンが
それぞれバンドとともに行なっている。より明快でキャッチーなサウンドが色濃く出た作品。
[1989年発表]
<収録曲>
- ハッピー
- ディサポインテッド
- ウォーリアー
- USLS 1
- サンド・キャッスルズ・イン・ザ・スノー
- ウァーリー
- ブレイヴ・ニュー・ワールド
- ライク・ザット
- セイム・オールド・ストーリー
- アーマダ
⑩ザット・ホワット・イズ・ノット That What Is Not
再始動を果たしている彼らの、現在のところ最新作にして8作目のアルバム。前2作で見せたポップ路線
の延長線上にありながらも、エッジのきいたハード・ロックからラテン・フレイヴァーまでをも咀嚼した幅広いポテンシャルを聴かせる作品。セックス・ピストルズの「ゴッド・セイヴ・ザ・クイーン」からのフレーズ“ノー・
フューチャー”を引用した「アシッド・ドロップス」はファンの間で物議を醸し出した。
[1992年発表]
<収録曲>
- アシッド・ドロップス
- ラックス・アップ
- クルーエル
- ゴッド
- カヴァード
- ラヴ・ホープ
- アンフェアグラウンド
- シンク・タンク
- エンペラー
- グッド・シングス
⑪グレイテスト・ヒッツ・ソー・ファー The Greatest Hits … So Far
1978年の衝撃のデビューから92年までの彼らの代表曲を収めたベスト盤。94年には最新作である
『ザット・ホワット・イズ・ノット』から「アシッド・ドロップス」加え、さらに曲を入れかえて再発されてもいるが、今回はオリジナルに準じる曲順に「アシッド~」を加えたヴァージョンでのリリース。
「ドント・アスク・ミー」は本作のために新録された貴重な曲。まさに彼らの歴史を辿るのに最適な作品。
[1990年発表]
<収録曲>
- パブリック・イメージ
- デス・ディスコ
- メモリーズ
- キャリアリング
- フラワーズ・オブ・ロマンス
- ラヴ・ソング
- ライズ
- ホーム
- シアトル
- ボディ
- ルールズ・アンド・レギュレイションズ
- ディサポインテッド(イクステンデッド・ヴァージョン)
- ウォーリアー(12インチ・イクステンデッド・ヴァージョン)
- ドント・アスク・ミー
- アシッド・ドロップス
⑫ジョン・ライドン/サイコパス John Lydon / Psycho’s Path
PILの活動休止、まさかのセックス・ピストルズ再結成を経て発表された初のソロ・アルバム。ほとんどの
演奏を自身でこなし、ジャケットまで手がけた渾身の作品。当時は日本先行で発売され数曲のヴァージョン違いが収録されていたが、今回はその後リリースされたインターナショナル・ヴァージョンでリリース。レフト・フィールドと共演した「オープン・アップ」など5曲を追加。
[1997年発表]
<収録曲>
- グレーヴ・ライド
- ドッグ
- サイコパス
- サン
- アナザー・ウェイ
- ディス・ホー
- テイク・ミー
- ノーとイエス
- スタンプ
- アーミーズ
- オープン・アップ(ケミカル・ブラザーズ・ミックス・エディット)
- グレーヴ・ライド(モービー・ミックス)
- サン(レフトフィールド・ミックス)
- サイコパス(レフトフィールド・ミックス)
- スタンプ(ダニー・セイバー・ミックス)
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