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エラ・フィッツジェラルドの未公開音源『エラ~ザ・ロスト・ベルリン・テープ』からグラミー受賞歌手、セシル・マクロリン・サルヴァントが手掛けた「恋のチャンス」のMVが解禁!

エラ・フィッツジェラルドの未公開音源『エラ~ザ・ロスト・ベルリン・テープ』からグラミー受賞歌手、セシル・マクロリン・サルヴァントが手掛けた「恋のチャンス」のMVが解禁!

ⓒRolf Ambor


”ザ・ファースト・レディ・オブ・ソング”や“ジャズの女王”との異名を持つ、エラ・フィッツジェラルドの完全未公開ライヴ・アルバム『エラ ~ザ・ロスト・ベルリン・テープ』から先行配信曲「恋のチャンス」が解禁となり、本日、それに合わせてセシル・マクロリン・サルヴァントが手掛けたMVが公開となった。アルバムは10月2日にリリース予定だ。

 

エラ・フィッツジェラルドとベルリンと言えば、1960年に録音され大ヒットを記録したグラミー賞受賞作品『マック・ザ・ナイフ ~エラ・イン・ベルリン』(1999年には、アメリカのナショナル・アカデミー・オブ・レコーディング・アーツ・アンド・サイエンスとグラミー賞の殿堂入りを同時に果たし、音楽史上「最も有名なライヴ盤」と呼ばれるモンスター・アルバム)が有名だが、今回、発掘されたアルバムはその2年後、エラがキャリアの頂点にいた1962年3月25日にベルリンのスポーツ宮殿で録音されたライヴ音源となる。

 

今回、解禁されたMVは、2016年にグラミー賞最優秀ジャズ・ヴォーカル・アルバムを受賞したジャズ・ヴォーカリスト、セシル・マクロリン・サルヴァントが、プロデュース、ディレクション、そしてアニメーションに至るまで制作のすべてを手掛けている。セシルはビジュアル・アーティストとしても活動しているが、フル尺のMVを制作するのは今回が初めてとなる。MVを担当するに至ったのは、COVID-19で外出自粛をしている間、エラのライヴ音源が発掘されたというニュースを読んだことがきっかけだと言い、「私はアニメーターではないから、ショートカットとするために必要な知識もほとんどなくて、丸2か月かけてゆっくりと地道に完成まで近づけました。毎日タブレットに絵を描いてビデオを動かし、気が付いたら1000フレームをゆうに超えていましたが、エラも音楽として一緒にいてくれて、絵を描きながら彼女の歌を聴くのが習慣になりました。涙がダンサーに変身している様子を描きましたが、それは、エラを聴いているときの私の気持ちを表しています。」と語っている。

 

また、セシルはもともとエラの大ファンだといい、エラについて「私が最初にスタンダートの歌い方を習ったのはエラからで、彼女はいつも私の先生です。」と話す。ジャズ界の2人の歌姫が力を合わせた渾身のMVに仕上がっている。

 

「恋のチャンス」MV



 

■リリース詳細

エラ・フィッツジェラルド 『エラ ~ザ・ロスト・ベルリン・テープ』  

リリース日:2020.10.2

品番:UCCV-1182(SHM-CD)  

価格:\2,860税込

https://jazz.lnk.to/Ella_TheLostBerlinTapesPR

 

パーソネル:

エラ・フィッツジェラルド(Vo)、ポール・スミス(P)、ウィルフレッド・ミドルブルックス(B)、スタン・リーヴィー(Ds)

《1962年3月 ベルリン・スポーツ宮殿にて録音。》

 

■収録曲

※2曲目のタイトルが変更になっております。

1. チーク・トゥ・チーク / Cheek To Cheek

2. マイ・カインド・オブ・ボーイ / My Kind Of Boy

3. クライ・ミー・ア・リヴァー / Cry Me A River

4. アイ・ウォント・ダンス / I Won’t Dance

5. サムワン・トゥ・ウォッチ・オーバー・ミー / Someone To Watch Over Me

6. ジャージー・バウンス/ Jersey Bounce

7. エンジェル・アイズ / Angel Eyes

8. クラップ・ハンズ・ヒア・カムズ・チャ-リー / Clap Hands, Here Comes Charlie

9. 恋のチャンス / Taking A Chance On Love

10. セ・マニフィーク / C’est Magnifique

11. グッド・モーニング・ハートエイク / Good Morning Heartache

12. ハレルヤ・アイ・ラヴ・ヒム・ソー / Hallelujah, I Love Him So

13. ハレルヤ・アイ・ラヴ・ヒム・ソー(リプライズ) / Hallelujah, I Love Him So (Reprise)

14. サマータイム/ Summertime

15. ミスター・パガニーニ / Mr. Paganini

16. マック・ザ・ナイフ / Mack The Knife 

17. ウィー・ベイビー・ブルース / Wee Baby Blues

 

■エラ・フィッツジェラルド リンク

公式サイト:https://www.universal-music.co.jp/ella-fitzgerald/

本国公式サイト:http://www.ellafitzgerald.com/

Facebook:https://www.facebook.com/EllaFitzgerald

Twitter:https://twitter.com/EllaFitzgerald

 

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