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ナカムライダーのフジロック2023日記 後編

みなさんこんにちは。

先にUPされた『ナカムライダーのフジロック2023日記 前編』いかがでしたでしょうか?

まだ読んでないって方は、是非そちらも読んでみてくださいね。

https://bigmouth.co.jp/music/1424.html


ライブとかアーティストとかに寄った、そういう音楽的なレポートはよその詳しいサイトにお任せして、僕はただの日記のようなレポートをさせていただきますね。





さて2日目の朝も、まずは宿でおにぎりです。

結構大きいおにぎりなのでお腹がふくれます。

きゅうりやトマトも食べて、熱中症にならないよう水分&ビタミン摂取です。





今日もなんかめちゃくちゃ暑いです。。

ここって標高高いんじゃないの?

ただ歩いて移動するだけで汗だくです。

川の水は結構冷たいんで、みんな足つけたりして涼んでます。

この右側の水車がある所はところ天国ってエリアで、小さめのステージがひとつと飲食店が5軒ぐらいあります。





さてフジロック2023、二日目のライブスタートは、またもトミー富岡です!

なぜ!?

もっと他のライブあるやろがい!!

いやぁ〜、なんかちょうどいいタイミングでいつも演ってるんですよねぇ。。





さて、ホワイトステージでITACA BANDです。

スペイン・カタルーニャからやって来たメスティソ・ロックラティーノバンドだそうです。

メスティソ・ロックラティーノってなんや!

ボクの印象でざっくり表現すると、スペイン語のメロコア元気バンドって感じで、明るくって楽しくって悩みなしって感じのフェス向きの音感。

無理やり日本人アーティストで例えるとORANGE RANGEとかWANIMAとかそういう感じの明るさで、歌が全部スペイン語なのでラテン感がビタビタに漂ってて良いです。





なんて歌ってるのかさっぱり分かりませんけど、聞いてるとすごい楽しい気持ちになるので思わず前の方まで移動してきちゃいました。

前のみんな、すごい笑顔で踊ってる。

みんなすごい楽しそう!

ボーカルの兄ちゃんもセンターの観客にモッシュサークル作らせたり、観客全員座らせて一斉にジャンプさせたり、ステージから降りてきて最前の客に揉まれながら歌ったり、いろいろ元気に動いてて見てるこちらも元気出た。


でも、もうほんと汗だく。

まだ始まったばかりなのに、もうヘトヘト。





もうボク寝ます。

まだ来たばっかりなのに疲れ果てました。

KIMONOSのTシャツ着てますけど、KIMONOS出ません。

LEO今井だけ、後ほどTESTSETで出ますので、もうその時間までここで横になってようかな。





この場所休憩にいいんですよ。

ホワイトからアヴァロンに上がる坂の左側で、たしか2021年のコロナ禍開催の時に出現したんですよね。

それまではただの鬱蒼とした雑木林で、休憩するには不向きでした。

みんなまったりのんびり疲れを癒してます。





お腹減ったし、昨日も食べたけどまた富士宮焼きそば食べよー。

ここから朝霧食堂すぐなんで便利。

焼きそば食べながらまったりしてたら、すぐそばのアヴァロンから「ぬ〜すんだバ〜イクでは〜しりだすぅ〜」って尾崎豊のあの声が聞こえてきた。





行ってみると息子の尾崎裕哉くんです。

うーわ、声まんまやん。

だぁ〜れにもしぃばられ〜た〜くなぁ〜いと にげ〜こんだこのよ〜るにぃ

じゆうになれたきがした 15のよ〜るぅ

独特の抑揚と、語尾のなんか破裂したような言い放ち方と、あとシンプルに声質と、もうまるで尾崎豊やん。

泣いてるおじさんもチラホラいます。


このあと I LOVE YOU も歌ってくれました。

あぃらぁ〜びゅう〜 いぃ〜まだ〜けは〜かなしいうたぁ ききぃたくぅないよぉ〜


特に尾崎ファンってわけじゃ全然ないんだけど、めちゃくちゃ沁みます。

泣いてるおじさんの気持ち、分かります。





そして待ってましたTESTSET。

LEO今井はもちろんカッコいいけどさ、白根賢一がカッコよ過ぎんだろーが!

なんだよあの余裕。

激しめの曲が終わった後でも息も乱さずしれ〜っとしてるあの感じ。

桐島ローランドみたいな顔しやがって、完璧じゃねーか!


あ、なんか失礼しました。

ちなみに上の写真、手前の知らない女性の指にトンボが止まってます。

そんなこと、どうでもいいですか?





ほら止まってる。

しかも、この女性が音楽に合わせて踊ってもなかなか飛んでいかない。

トンボもTESTSET聞きに来たんですかねぇ。





そしてヘブンでUAです。

さすが人気がすごくって、人であふれてます。

つかUAって、なんか最近毎年出てません?

今年はUA、2022はルート17、2021はAJICO。

その前はちょっと分かりませんけど、3年連続で出てる人って他に誰かいるんですかね?

池畑潤二さんあたりはもっと毎年出てらっしゃいそうですけど。





会場いちばん最奥のオレンジカフェまでやって来ました。

飲食店が10軒ほど横並びで立ってます。

ここ以前は小さめのステージもあってサザンのコピーバンドとか出て盛り上がってたんですけど、今年はステージ無さそうですね。

ここよりもっと奥地にあったカフェドパリとかああいうステージも是非復活して欲しいです。





オサレなBARで、オサレなアルコールを買いましたけど、なんてお酒だったか全く思い出しません。

この最奥のオレンジカフェから会場いちばん入口側のレッドマーキーまで、SLOWDIVEを拝むためにこのあと一気に移動しなくてはいけませんので、この名の知れないアルコールをぐいっと飲み干して景気付けしなくちゃです。





SLOWDIVE、轟音です。

シューゲイズしてます。

何年か前にグリーンでMY BLOODY VALENTINE見た時ほどではないけど、十分うるさいです。

ベースの人、弾く位置低すぎてウケます。

最近少なくなったけど、昔はなるべく低い方がカッコよかったよな〜。

クリス・ノヴォセリックとか。





そのクリス・ノヴォセリックの元バンド仲間、デイヴ・グロール率いるFoo Fightersです。

暗くてわかりにくいけど、すごいお客さんの数です。

公式発表によるとこの日(7/29)は来場者38,000人だったそうなんで、このグリーンステージに多分2万人以上いるのでは?


しばらく見てると、夕方グリーンに出演してたアラニス・モリセットが出てきました。

去年亡くなったFoo Fightersのドラマー テイラー・ホーキンスが、Foo Fighters加入前はアラニスのバンドメンバーだった事もあって、元々親交あったりするんでしょうね。

テイラーは明るいキャラだし、ボクと同い年だし、ミシェル・ゴンドリーが監督した「Everlong」のPVでデイヴの奥さん役でいい味出してたし、すごい親近感あって好きでした。

4分過ぎのベッドから起き上がっていきなりドラム叩き始めるとこ、大好きです。







そしてトミー富岡です。

いえ、フジウジ&トミー富岡です!

ルイス・コールを見るために、Foo Fightersを早めに切り上げて移動してきたというのに、久しぶりのフジウジにところ天国で足が止まってしまいました。

フジウジってなんだよ!って感じかもですが、数年前まで場外エリアに小さいテントが張ってあって、中に入るとフジウジ&トミー富岡のショウが見れるっていう謎テントがあったんです。

疲れて宿に帰る途中に、それを冷やかしに見てもっと疲れるっていう無駄なルーティンがありまして、それが復活してたので思わず立ち寄ってしまいました。

なんでウジなんですか?って疑問もあるかもですけど、そんなことは知りません。

フジウジって語呂がいいから誰かが思いついたのでは?

ちなみにフジウジ役の女性、あの頃とは別の方でした。





もうルイス・コール始まってますけど、ところ天国にいればホワイトから音ガンガンに聞こえてきますし、お腹も結構減ったのでえにしの煮干しラーメンずるずる。

毎年食べてるけど、やっぱうまいなー。

ちなみにこの海苔に文字とかをプリントする技術って、なんでんかんでんの川原社長が特許持ってるらしいんで、ボクがここでラーメン一杯食べると、あの社長にチャリンといくらか入るわけですね。

あやかりたいわ〜。





ラーメン食べてやってきました、ルイス・コール!!!

Foo Fightersにもたくさん人いたけど、こっちにもすごい人いる!

ルイス・コールってステージすごい楽しいんすね、音源よりライブの人かも。

ちょいちょい叩いてるドラムもめちゃくちゃ上手いしすごい軽やか。

ルイス・コール本人とキーボードのバカテクのお兄さん以外は、コーラス3人もホーン隊も全員ホネホネの全身タイツみたいなの着ててかわいい!





ほらかわいい。

しかもこの骨、プリントじゃなくて立体になってるんです。

黒いタイツに白い骨が浮き出てる?貼り付けてある?みたいな作りで、ホーン隊はみんなそれ着せられてます。笑

ホーン隊の皆さんがほぼみんな日本人っぽく見えたんだけど、フジだけの特別編成なのかそれともレギュラーのメンバーなのかわかりませんが、いずれにせよ皆さんめちゃくちゃ演奏うまい。

スゴイもの見れた気分。





この夜、同部屋のうおちゃんがオアシスでルイス・コールと写真撮ってもらったそうで、超うらやましい!

つかなんでゴミの山の前やねん!!!





ルイス・コールの後は、ところ天国で寅さん見ます。

「寅次郎恋やつれ」ってタイトルいいですねー。

マドンナ役の吉永小百合がかわいらし過ぎて、暗闇のなか悶絶します。

約1時間半で寅さんがフラれたら、とりあえずトボトボと宿方面へと歩き出します。





帰りにルーキーアゴーゴーでToYoです。

ふわっとサイケデリックでゆったりしてて、意外と癒し効果のある音感で期待できます。

歌ってもいたんだけど、あまり歌ってるイメージなくて良いです(誉めてます)。


あー、でも今日も1日よく歩いたなー。

スマホの歩数計見たら25,000歩!!!

1歩が約70cmとして、70cm × 25,000歩 = 17.5km!!!!!!!

じゅ!じゅうななてんごきろ!!!

嘘やろー。。1日でそんな歩くこと普段ないやん〜。。

そりゃ疲れるわ、もうヘトヘト。





さて最終日、3日目の朝もおにぎりです。

鮭とふき味噌と昆布と梅の4種類から選べます(鮭は50円高いです)。

あー、今日でこのおにぎりもラストかー。

また来年も食べられますよーに。





さてフジロック3日目の1ステージ目は YARD ACT!

最終日にしてやっとトミー富岡の呪縛から抜け出すことができました、ありがとうございます。

YARD ACTカッコいいねー、サイコー!

なんか曇り空のどよーんとした空の下、他にやることもないし楽器あるからバンドでもやる?みたいに集まった感じの音(そうか?)。


でも正直言うと、音源の方が好きかも。

ライブだと妙にFATになって力強くなっちゃってて、音源のあの抜けた感じスカスカでヘロヘロな感じが薄れてもったいない。

でもまぁ超カッコいいけど。笑





3日目ともなると、ゴミの量もすごい。

これ、たぶんペットボトルだけだけど、上の方どうやって積んだんやろ。





つづいてところ天国で鈴々舎馬るこ(れいれいしゃまるこ)の落語。

3日間で寄席が計10回という出番の数は、全出演者で一番多いんじゃないの?ってことで盛り上がってました。

数えてはないけど、きっと対抗馬はトミー富岡ですね。





落語見てたらすぐ横で、さらば青春の光の森田さんとみなみかわさんが行列に並んでたので、失礼ながら盗撮しちゃいました。

例年だとハライチの澤部さんとかよく見るんだけど、今年は見かけなかった。


そーいえば毎年のようにキャンドルジュンさんも見てたんだけど、今年はピラミッドガーデンから出てきてないのか見てない。

ヘブンに前までSAKURAGUMIって人気のピザ屋さんありましたけど、そこで以前キャンドルジュンさん&広末涼子さんファミリー見かけたことあって、すごい幸せそうに和気あいあい話してるのを見たことあるので、なんかアレすね、諸行無常すね。。





ホワイトに移動して100gecs。

全然知らなかった2人組なんですけど、なんか面白くてハッピーでいろんなジャンルがごちゃ混ぜになってるような今っぽいノリとサウンド。

MC中も声にずーっとボコーダーみたいなエフェクトかかってて、何言ってるかよく分かんなくてウケる。

男女ユニットだし、ティンティンズみたいな感じ?とか思ってたら全然違ってた。

古田新太とアヴリル・ラヴィーンが組んで、やんちゃでハチャメチャに見せてるけど音楽性は意外と高いライブを、たまたまチャンネルを変えたら映った深夜番組で見つけて驚いた感じ(意味不明)。





ホワイトからヘブンに向かう途中、なんか美味そうなハンバーガー屋あった。

ハンバーガー屋さんは何軒かあるんだけど、そーいやあまり食べたことなかったかもなんでトライしてみよ。





すごい肉厚。

噛んだら肉汁ジャバーッと出てきた!

ハンバーガー全体がびしょびしょになりそうな勢いの肉汁の量。

美味しいけど肉汁すごくて、ヒゲまでびしょびしょになった。

ボクの食べ方が下手なだけなのかもだけど、美味しかったしお腹いっぱいだし満足。





そしてヘブンでニール・フランシス。

あ〜、いい!

まだ始まる前の楽器が並んでるサマからして良かったけど、声、音、そして見た目もいい!

本人以外のバンドメンバーが全員赤ジャージなのもいい。

んー、イケメンベンフォールズって感じですかね?

ぜんぜん音楽性違うか。





そしてついに大本命!!!BLACK MIDI!!!!!

あー、たまらん。あー、最高。

音源は聞いてたけどPVはつい最近になって初めて見て、ヤバすぎて震えたBLACK MIDI。

何なんだあの地獄推しな世界観。


というか、なんか演奏上手くない?

演奏してるところって初めて見たんで、ちょっと驚き。

それでボーカルはギターの二人とも取るんだね、どっちか一人がボーカル担当なのかと思ってたよ。

しかも歌ってる方がその曲のメインのリフも自分で弾くっていう役割みたいね。

ギターの二人がそれぞれに曲作って、自分で作った曲は自分で歌ってギターも弾く、みたいな役割分担になってんのかな?





たまらず、行けるだけ前まで来てみたよ。

もっとセンターの方まで行くとダイブしてるヤツおるから蹴られたくないんでやめとこ。

ちなみに、向かって一番左のベーシストはサポートメンバーで、その右のギター二人と一番右のドラマーの3人がBLACK MIDIです。

あのドラマーもバカテクですね、すごいカッコいい。

上半身裸で屈強なムキムキボディのドレッドヘアードラマーです。


はー、最高。

終わった後も拍手が鳴り止みませんでした。





そしてヘブンに急いで戻って、G.LOVE & DONOVAN FRANKENREITER!

この二人が一緒にやってくれるなんて、もうたまりません。

周りを見回しても、だいたいボクぐらいの世代のお客さんが集まってて、みんなニコニコしながら踊ってます。

Gラブとドノヴァンって同い年なんですよね、なので気も合うんでしょう楽しそうに演ってます。

ドラムとベースのサポート二人も普段からのメンバーらしいので、4人で和気あいあいとリラックスしてステージを楽しんでるのが感じられて、なんだかほっこりします。

なごむぅ〜。





そしてホワイト最終日のトリ、WEEZER!!!

手前でギター弾いてるシルエット姿がリヴァース・クオモです。

リヴァースがMCで「ウィーザーの歴史をお見せするライブ」みたいな感じに言ってたように、もうベスト版アルバムみたいな選曲。

観客みんなで大合唱です。シンガロングです。

コロナ明けたな〜!って感じるひと時でした(明けたかどうかあやしいけど)。


ちなみにリヴァース・クオモがくまモン大好きなの知ってます?

以前、熊本のイオンモールかゆめタウンかでくまモンの誕生祭が行われた時に、アリスターのスコット・マーフィーと二人でゲスト出演した時の動画ありますのでよかったらどうぞ。

その1とその2がありまして、その2は二人でくまモン体操踊ってますのでそちらもよかったら。







そしてフジロック2023ラスト!

最後の最後に見た締めライブは!

トミー富岡!!!

もういい加減にしてくれ!


後半ゲストでフジウジ出てきて夏祭り歌ってました。笑

それにしても観客の数すごい。

例年だいたいこの半分いるかいないかぐらいなのに、今年は人気だね。





あー、疲れたー、お腹減ったー。

麺やMABOROSHIで魚介淡麗らぁめんずるずる。





なんかこの写真じゃ全然美味しそうに見えないけど、これかなり美味しいんです。

魚介感・煮干し感ビシバシで鼻の穴ガンガン広げて麺すすっちゃいます。

でもめちゃくちゃ熱くてしかも紙の丼だし、左手の指先ヤケドしそうになりながらスープまでグビグビ飲んで食道までヤケドしそうになります。

はぁ〜、3日間のラストに締めのラーメンいただけて、もう最高だわ。


最終日の深夜、人も結構減ってきたオアシス。

なんか寂しそうに、ひとりしょんぼり座ってるヤツおった。





フジ終わるの寂しすぎてか、デビルの頭ゴンちゃんに変身してもーてるやん。


(ゴンちゃんご存じない方は↓こちらご参照ください)

http://fujirockers.org/?p=15096


さ、ボクはもう満足したしラーメン食ったし、帰って風呂入ってビール飲んで湿布貼って寝るよ。

じゃあお先に。





あー、楽しかった!

また2024年も、ここに戻って来れますよーに!!!

フジロー!!!!!

ナカムライダー NAKAMURIDER

1971年生まれ
蟹座AB型三男のサガン鳥栖サポーター 
カレーとビールとフェスとサッカーとネコがスキ
福岡市在住
CMディレクター・サウナ・スパプロフェッショナル(管理士)