Bigmouth WEB MAGAZINE

酒場SAKABA

オイラも酒場で考えた Vol.7

オイラも酒場で考えた Vol.7

思う所があり、2月は殆ど酒を飲まなかった。

月頭に1回外で飲んで、一昨日の飲み事まで断酒していたことになる。

春に四十九になる我が体力は少しずつ、そして確実に目減りしているのだ。

惰性で飲むのを辞めるだけで身体は軽く感じられる。

そして珠に飲む酒が旨いという事をご存知の呑兵衛もいらっしゃるだろう。

世はコロナパニックの様相で、不要不急の集まりは控えろとお上からのお達しである。

飲み屋の女将はたまったもんじゃなかろう。

手先のアルコール消毒では溜飲も下がらんと、生放送後に夜の街へ、酒場を探しに。

初めて訪れた店は『山串』住所は平尾だがほぼ薬院圏だ。

縄暖簾を見てふと思う「煮込み」のあった場所じゃなかろうか??


さて、福岡や九州の焼鳥屋は鶏肉だけでなく、豚や牛もある。

これが当たり前で過ごすと、違う土地で焼鳥屋に入ると『豚バラ串』が無い事に愕然とする。

それは嘘偽りではなく文字通り愕然なのだ。

大学時代の先輩が就職で大阪に配属され、夏に九州に戻って来た時に焼鳥をご馳走になった。

先輩、生ビールをジョッキでぐっと飲んでの串物の注文で

『豚バラ100本!』と仰った。

先輩を囲み4人だったが、私を含む後輩連中は驚き飲んでたビールを吹き出した。

店員は確認してきますと走った。それを見届けた先輩が

「食えるよな!」と学生時代宜しく後輩達を睨み凄んだ。

「も、もちろんです!」

お通し代わりの大皿に盛られたキャベツを齧りながら聞けば、

大阪の焼鳥屋には豚バラ串がない、、

俺は今夜は豚バラ串だけで酒を飲みたいのだと、、

九州以外の土地で酒など殆ど飲んだ事がない俺たちはそれは信じられない!!

と先輩にいたく同情し永遠に豚バラ串を食べたのです。


焼鳥屋とは別にヤキトン屋があり、東京を中心とした関東圏では人気のヤキトン屋では豚の色んな部位を串物として提供されるとのこと。

ここ山串のメニューをご覧あれ!

九州福岡では珍しいヤキトン屋メニューが豊富なのだ!!

久留米の焼鳥屋はまさしく豚内臓系も食べられる。

代表格がダルム!!

医学生がドイツ語の腸(ダルム)と呼んだのが始まりとされてます。

さすが久留米!

ということで福岡市内でもダルムを出す店もありますが、ココまで豚よりな店は珍しい!!


セロリ浅漬やキャベツで生ビールを飲み、
こぶくろ刺しのお出ましだ。
少し酸味がある韓国風なタレが良い!!
そして自家製酢もつと、さっぱりメニューでゲーム前半を構成していく。
おっさん3人でのゲームだが、1番若手の40歳がオーダーした豚バラ軟骨煮込み焼きは甘い。
その分辛子を塗りたくって口に運んだ。
さていよいよ串ゾーン。
まずは見事なレバーの登場。
福岡の焼鳥屋ではほぼ薬味は一味か七味唐辛子。
あっても柚子胡椒なんだが、やはりヤキトンには辛子だーね!

年々辛子愛が増幅している。
何を食うにも辛子醤油になってきた。
そもそもシュウマイや肉まんも酢醤油で食べるお土地柄。
崎陽軒のシュウマイが辛子醤油なので驚いた口です。

冷蔵庫のチューブからしも俺しか使わない、、
鈍くなってきたんだなぁ、、味覚。
そして豚バラ
されど豚バラはこのタイプ。
シロはタレで
かしらやダルムはガーリックパウダーでお化粧されてた。
これは豚バラのようですが自家製ベーコン。
黒胡椒がベストマッチ。
むぎ焼酎のボトルもキレイに飲み干しゲームセット。

不要不急と言われ臆することなかれ!

炭焼酒場 山串
〒810-0014 福岡県福岡市中央区平尾1-12-22
☎092-707-3139
栗田 善太郎
栗田 善太郎

栗田 善太郎 ZENTARO KURITA

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1971年福岡市生まれ。大学時代からラジオ制作に携わる。
2015年 cross fm特別番組『HAPPY HOUSE 〜 The Family's Starting Point〜』で民間放送連盟賞 第11回日本放送文化大賞グランプリ受賞
2018年 CROSS FM特別番組『Let the Good Times Roll!!』が平成30年日本民間放送連盟賞 ラジオエンターテインメント番組部門で、最優秀賞を獲得。
現在はCROSS FM URBAN DUSK、CROSS FM MUSIC AMP、NHK 六本松サテライトを担当。
BIGMOUTH WEB MAGAZINE編集長
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