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酒場SAKABA

コムギロードトリップ Vol.6 『熊本 山本屋食堂』

コムギロードトリップ Vol.6 『熊本 山本屋食堂』

うどん・ラーメンに代表される小麦粉もんのお店を紹介するCOLUMN『コムギロードトリップ』


久し振りのアップは熊本の老舗『山本屋食堂』
大学時代からおよそ10年暮らした熊本市。
大学時代はサークル活動に勤しみ(笑)自治会役員までやった、、
自治体って??文化サークルの取りまとめ文化常任委員会の副委員長っす。
文化常任委員会所属24サークルの役員交代コンパ等に顔を出さねばならぬのだ。
因みに放送研究部でも1年から役員をしていたので、他サークルのコンパには良く行っていた。
つくづく今お思えば、なにやってんの??だ、30年近く前の俺!!
コロナ禍の今年、初めて県を跨いだのがお隣の熊本。


前日に大学時代の同級生と久し振りに痛飲し、熊本での最後の1食は何にするか?

という命題に答えはとっくに決まっていた。

それがこの『山本屋食堂』である。


10時過ぎにホテルをチェックアウトし、SAKURA MACHI Kumamotoなる、

熊本岩田屋と交通センターが在った場所、、

ピカピカのNHK熊本新社屋、、

ここは俺の知る熊本ではない!!と逃げるように藤崎八旛宮へ。

11月1日の日曜日ということで、、七五三詣りで賑わっていた。

偶然朔日参りとなったので、みくじを引いてみた。

あら、大吉。

油断なく、、来年のこともよくよく考えまする。

お参りも済ませ、時が止まったような周辺を歩く。

心も落ち着く。

そして11時40分に目当ての山本屋食堂へ。

先の大学時代、この店の2階にある大座敷で良く学生のコンパが行われていたのだ。

現在店舗の前だったと記憶している。

食堂なのだが、大学卒業後も良く蕎麦を食べに来ていた。

久々に訪れる店内も全く変わっていない。

むしろ20年前よりキレイに感じるほどだ。


注文は勿論決まっている。


静かに混み合う店内、おそらく6代目が厨房から顔を出してくれたので、

逃さず注文を通す。

創業明治10年!!

143年も続く老舗中の老舗!

そんな事も知らずに学生時代は酔って騒いでいたのです。。。

こんばかちん!!

休日の昼前。。

たっぷりと待った。。

時間にして15分ほどかな、、

現代の飲食店では中々待てない時間だ。

軽い二日酔いに、キリリッと冷たく締まったざるそば。

小口切りのネギの香りが強い!

胃袋がざわつく。

そばは手繰り出したら止めてはならぬ、、一気に一枚を。


胃袋がスタンバイOKになったところで運ばれてきたのがの雪見丼!

いわゆる肉丼の上にとろろがかかったこの丼が食べたかったのだ。

熊本に住んで知ることになる馬肉文化。

この山本屋食堂では肉丼や肉うどんの肉は全て馬肉!

甘辛く炊かれたこの肉!これが学生時代の宴会でも必ず出ていた懐かしい味。

これに卵の黄身を落とし、混ぜに混ぜてから頂く。

恐らく明治の世から続く変わらぬ味だろう、、

たかだか20年で変わるはずもなく、、うまかった。


変わってしまったのは俺の胃袋で、

雪見丼の後半は苦しく、、ペースが鈍化してしまった事、、

しかも当時はざるそばに雪見丼を食べていたのに、今回は雪見丼はミニでオーダーしていたのにだ、、


山本屋食堂

熊本市中央区南坪井町7-10

営業時間 11:00~21:00

定休日 不定休

山本屋食堂HP


コムギロードトリップ Vol.5 『魁龍 博多本店』

栗田 善太郎
栗田 善太郎

栗田 善太郎 ZENTARO KURITA

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1971年福岡市生まれ。大学時代からラジオ制作に携わる。
2015年 cross fm特別番組『HAPPY HOUSE 〜 The Family's Starting Point〜』で民間放送連盟賞 第11回日本放送文化大賞グランプリ受賞
2018年 CROSS FM特別番組『Let the Good Times Roll!!』が平成30年日本民間放送連盟賞 ラジオエンターテインメント番組部門で、最優秀賞を獲得。
現在はCROSS FM URBAN DUSK、CROSS FM MUSIC AMP、NHK 六本松サテライト、RKB 土曜 de Rを担当。
BIGMOUTH WEB MAGAZINE編集長
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