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2019年歳末回顧映画編

2019年歳末回顧映画編


42年の歴史に一応幕が降りたスター・ウォーズは観られて良かったと思いましたね。

この年まで生きてこられたからこそと言うもんです。まさにありがとう、さよなら!

と伝えたばかりでしたが、、早くもスピンオフの映像も出てきました。

銀河帝国が敗退した『スター・ウォーズ/ジェダイの帰還』(1983)の戦いから5年後を舞台に、賞金稼ぎマンダロリアンの戦いを描いた、

シリーズ初の実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」の予告映像。人気キャラだし、実写だし、気になりますよね。

12月26日から配信スタートだそうです!


ジョン・ウィックも完結させてきたのか???

いやこれじゃ終われないでしょ、、

ジョン・ウィック:パラベラムがサイコーでした!

マトリックス4も控えてますしなぁ、、

YouTube上では勝手にトレイラー作って上げてる人までいますね。

アツい!!

ゲットアウトのジョーダン・ピールの新作『アス』も新たなホラーサスペンスを確立!

コメディ要素や居心地の悪さを上手く表現し、リアルとの境目が曖昧になってゆく恐怖。

https://bigmouth.co.jp/culture/220.html


JOKERはホアキン・フェニックスの表現力が見事なのは言うまでもなく、、

誰もが知るキャラを内面から描くというノーラン・ライアンからのバットマンの流れにある。

現代の闇、格差社会、リアルに感じていないのは日本人だけ?

タランティーノの新作が今年観られた。
我々世代にとっては象徴的な監督のヘイトフル・エイト以来9作目。
タランティーノらしさは抑えめで、映画好きが久々に大爆発してた。
ディカプリオ、ブラピ初共演だけに過去作の中でも興行的にも当たったらしい。
が、ポランスキーの悲劇を知らなければ???
チャールズ・マンソンの顔でピンとくる人が日本にどれだけいたのか?
カート・ラッセルや過去作からの嬉しいキャストも楽しいのだが、
エンドロールに記されたティム・ロス出演部分カットの文字、、
観てみたいじゃんね!!

イエスタデイはダニー・ボイルとリチャード・カーティスの音楽愛が結集した良作だった。

誰もが笑えて、音楽の素晴らしさを感じられる。

クリス・マーティンじゃなくエド・シーランで良かったとまで思える。

エド・シーランは休業に入るらしいが、、、


同じく音楽を取り扱いながら、人種差別を描いたグリーンブック。

これはやはり素晴らしかったと言えよう。


スター・ウォーズのキャストを観てもわかるが、人種と男女のバランスにとても気をつけていた。

映画とはひと目でそれをわからせる力がある。


ネット配信か劇場作品か?で話題になったアカデミー賞は劇場作に。

グリーンブックもROMAも観たけりゃみれば良いし、

音楽や書籍などと同じ様に、制作とリリースがどこなのかは曖昧になってきている。

良作はどこから出ても世に広がる。

スコセッシ監督が撮ってるんだもの、、

長ーい作品だが、好きな俳優(ジジイ)ばかりで観てしまう、、

途中で止めてトイレに行けるのが有り難いお年頃です。


マリッジ・ストーリーもネトフリの良作!

アベンジャーズ×スター・ウォーズキャストの共演も今年らしい!

ゴールデングローブにもノミネート。


しかしノミネート作は映画もドラマも配信作がほとんどになった、、

http://ゴールデングローブ賞歴代.com/2020/

ネトフリ・アマゾン・アップルTV+とそれぞれ選ばれたドラマ部門も

好きで観ている作品ばかり、、、


アカデミー賞はROMAよりグリーンブックだった今年。

配信VS劇場公開

来年はいよいよ逆転するのか??


観てないものも年末年始に如何でしょうか??


栗田 善太郎
栗田 善太郎

栗田 善太郎 ZENTARO KURITA

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1971年福岡市生まれ。大学時代からラジオ制作に携わる。
2015年 cross fm特別番組『HAPPY HOUSE 〜 The Family's Starting Point〜』で民間放送連盟賞 第11回日本放送文化大賞グランプリ受賞
2018年 CROSS FM特別番組『Let the Good Times Roll!!』が平成30年日本民間放送連盟賞 ラジオエンターテインメント番組部門で、最優秀賞を獲得。
現在はCROSS FM URBAN DUSK、CROSS FM MUSIC AMP、NHK TV 六本松サテライトを担当。
BIGMOUTH WEB MAGAZINE編集長
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